結婚相談所への入会を考えた時、年齢的に「早い」のか「遅い」のか、気になる方が多いのではないでしょうか。
本記事では、「結婚相談所の入会者に多い年齢層」と「入会が推奨されるタイミング」についてデータを交えて解説します。
さらに、年代別におすすめの結婚相談所や、成功するコツについても紹介します。
結婚相談所に入会するタイミングについて悩まれている方は、ぜひ最後までご覧ください。
結婚相談所の主な年齢層
まずは、結婚相談所に入会している方の主な年齢層についてみていきましょう。
IBJ(日本結婚相談所連盟)が公表しているデータによると、85,854名のIBJ会員のうち、35~39歳が19,340名で全体の22%を占めています。
続いて、30~34歳が15,532名(18%)、40~44歳が14,012名(16%)となっています。
近年、29歳以下の会員数は増加傾向にあるようですが、現状では6,344名(7.3%)であり、ボリュームゾーンは30代前半~40代前半といえるでしょう。
一般的に、男性の方が結婚相談所への入会が遅い傾向がみられます。
男性では、仕事が落ち着き収入が安定してきたタイミングで入会を検討する人が多く、35~44歳が最も多いとされています。
一方女性では、出産・育児を考慮して、男性よりも早めに婚活を始める傾向があるようです。
女性で最も多いのは30~34歳であり、29歳以下の入会者が男性よりも多いのが特徴です。
結婚相談所に入会する最適な年齢はある?
さて、結婚相談所に入会する最適な年齢とはいつなのでしょうか。せっかくならば、良いタイミングで入会したいですよね。20代と50代ではどれほど違いがあるのかみていきましょう。
20代に結婚相談所は早すぎる?
一般的に、成婚のポイントとなるのは「年齢」といわれています。
結婚相談所の入会者のボリュームゾーンは30代前半~40代前半ですが、実は成婚率が最も高いのは20代というデータがあります。
そして、40代以降は歳を重ねるごとに成婚率が下がる傾向がみられることから、1歳でも若い段階で入会するのがおすすめです。
年齢はお見合いのきっかけに過ぎず、結婚に至るには結婚への想いや人柄が問われます。
「結婚したい」と意識したタイミングが、結婚相談所に入会する最適なタイミングであり、1歳でも若い方が有利に働くことを知っておくとよいでしょう。
また、株式会社IBJが発行した2022年度版成婚白書によると、2018年から2022年の5年間で20代の入会割合が男女とも増加しています。
引用:2022年度版 成婚白書 株式会社IBJ
この結果からも、20代で結婚相談所はまだ早いということはなく、20代のうちから真剣に結婚を考えて活動している人が多いことが分かります。
さらに、20代で入会して活動すると出会いの機会が多く相手を選べる、成婚退会できる可能性が高い、というメリットがあります。
20代は各年代から人気があることから、出会いの機会が多く相手を選べるのは特に大きなメリットといえるでしょう。
そして出会いの機会が多いことから、交際に発展しやすく、成婚退会へとつながるのです。
前述のようにメリットが多いことから、20代での入会が早すぎることはありません。むしろ20代であることは強みになります。
年齢が上がるにつれて婚活が長期化する傾向もみられるため、「結婚したい」と意識したら、できるだけ早く入会するのがおすすめです。
50代以上じゃ結婚相談所は遅すぎる?
結婚相談所によっては入会条件に年齢制限をもうけている場合がありますが、50代以上であっても入会できる結婚相談所はたくさんあります。
50歳以上で婚活を始める方を応援する「ミドル割」をもうけているサンマリエや、中高年シニアの成婚実績が豊富なノッツェ.など、中高年やシニアに特化した結婚相談所を探すのも1つの方法です。
統計上、成婚しやすさが高いとはいえませんが、50代では離婚経験者が再婚相手を求めるケースも多く、若い頃とはまた違った出会いがあるかもしれません。
結婚相談所に入会すると、周囲で探すよりも効率良く、相性の良い人との出会いの場を得られることでしょう。
「50代以上じゃ遅すぎる」ということはありません。どの年代にも共通することですが、結婚したいと思った今が入会のタイミングとして最適なのです。
結婚相談所でモテる年齢層
前述したように、婚活で重要なのは年齢といわれています。
実際に、結婚相談所でモテる年齢層はあるのでしょうか。
一般的に結婚相談所は20代の成婚率が高いことから、20代は出会いの機会を得やすいことがわかります。
男性と女性では、結婚相談所に入会するタイミングにズレがあります。女性が出産・育児を意識して、20代で結婚を考えるのに対し、男性の場合は、仕事が落ち着き年収が安定する30代前後で結婚を考える人が多いようです。
20代女性が同年代もしくは年上の男性を希望するケースが多いことから、男性は20代後半~30代前半の人気が高くなります。
一方、男性は女性の容姿を重視する傾向があり、必然的に20~30代前半の女性が選ばれやすくなります。
このように、年齢は「会ってみたい」というきっかけにはなりますが、最終的に交際の決め手となるのは人柄や相性です。
年齢にとらわれすぎず、自分と合う人を探すのが結婚への近道です。
各年齢層が結婚相談所で成功するコツ
結婚相談所にはさまざまな年齢層の方が入会しています。結婚したい理由も、結婚を意識するタイミングも人それぞれです。
ここでは、各年齢層が結婚相談所で成功するコツについて紹介します。
20代が結婚相談所で成功するコツ
お見合いの申し込みに大きな影響を与えるのが年齢です。
近年では男性女性ともに20代の入会者が増えており、数年前と比べると同年代のマッチング率が上がっています。結婚相談所の中でも、20代の入会者が多い結婚相談所を選ぶのも一つの方法です。
出会いが少なく恋愛に奥手な人は、アドバイザーの助言を聞いて実践あるのみです。
また、20代は年収が低い傾向にあるため、勤務先の福利厚生や将来の展望・仕事への思いなどをプロフィールに入れて、さりげなく将来性をアピールしましょう。
30代が結婚相談所で成功するコツ
30代は、男女ともに入会者が多い年齢層です。
男性では年収が上がってくる世代であり、年収が高ければモテる傾向にあります。
気を付けておきたいのが清潔感です。
仕事が忙しいとつい後回しにしがちですが、20代の時以上に身だしなみを整えるよう意識しましょう。
女性では、子どもを持ちたいと希望する男性とのマッチングにおいて年齢が鍵を握るのが現状です。
できるだけ早く入会し、半年~1年というスパンを決めて活動するのが成功するコツになります。
40代・50代が結婚相談所で成功するコツ
40代から50代にかけては、相手への希望条件を出していくよりも、「自分に好意的な人を探す」というスタンスで活動するのが、結婚相談所で成功するコツになります。
結婚への焦りは20代や30代ほどではないのが特徴で、「いい人がいれば結婚したい」という方が多い年齢層といえるでしょう。
60代以上が結婚相談所で成功するコツ
男女ともに60代以上となると、他の年齢層と比較して成婚のしやすさは高くないと言われていますが、60代以上で成婚したカップルは多数存在します。
40代・50代同様、自分に興味を持ってくれる人、好意的な人を探すような活動が功を奏しやすくなります。
あわせて、様々な人生経験を重ねてきた年齢層ですので、よりお互いを理解しあえるような人とマッチングできると成婚に近付くでしょう。
そういった人と早く出会うためにも、年齢で躊躇することなく活動を始めるのが成功するコツです。
結婚相談所の年齢層についてまとめ
本記事では、結婚相談所の入会者の年齢層や、各年齢層が結婚相談所で成功するコツについて解説しました。
結婚相談所とは「結婚したい人」とのマッチングが叶う場であり、良い人を見つけて結婚したい人にはピッタリの婚活方法といえるでしょう。
「結婚したい」と思った時が、入会に最適なタイミングです。自分に合う結婚相談所を見つけて、できるだけ早く入会し、婚活を始めてみましょう。
気になる結婚相談所の無料相談を利用して、複数社の比較検討をするのがおすすめです。