「年の差婚」は世間的に珍しく、芸能ニュースでもよく見かけるワードでもあります。芸能ニュースでみる、歳の差夫婦の仲睦まじい姿は素敵で、憧れる人もいるでしょう。
そんな素敵な歳の差夫婦は、どのような出会いや結婚生活なのか気になるところです。
今回は、「歳の差婚」の国内事情から、メリットやデメリット、出会い方などをご紹介します。
歳の差婚は10歳差前後から
一般的に「年の差婚」とは、10歳前後離れている人同士の結婚を呼ぶことが多いです。1〜6歳差ほどであれば同年代と括られ、「歳の差婚」と呼ばれることはあまりありません。
男女の違いでも定義が変わり、女性が年上の場合では、5歳上でも「歳の差婚」と言われることもあります。
一般的に、男性が年上で、女性が年下の夫婦が多いことが関係しているのでしょう。
では、実際の「歳の差婚」をしている夫婦や、希望している人はどれほどいるのでしょうか。国の調査をもとに、「歳の差婚」事情をご紹介します。
男性は結婚相手に同年代の人を希望している
出生動向調査を元に、男性が希望する結婚相手を、
10歳以上【年上】
10歳以上【年下】
同年代(2歳差まで)
に分けて年齢別に表にしました。
年齢 | 10歳以上【年上】 希望している割合 |
10歳以上【年下】 希望している割合 |
同年代(2歳差まで) 希望している割合 |
20歳 | 16% | 4% | |
25歳 | 2% | 41% | |
30歳 | 0% | 2% | 59% |
35歳 | 1% | 5% | 25% |
40歳 | 0% | 33% | 21% |
45歳 | 0% | 41% | 4% |
総計 | 5% | 8% | 27% |
参照:第15回出生動向基本調査
男性全体では、10歳差以上の歳の差よりも、同年代との結婚を希望している人が多いことがわかりました。
年齢別の詳細では、
25歳〜35歳までは、同年代との結婚を希望
40歳以上は同年代よりも10歳以上”年下”の女性を希望
20歳の人は、同年代より10歳以上”年上”の人との結婚を希望しています。これは、まだ現段階で結婚を意識していないことも関係していると考えられるでしょう
いずれの年代も、結婚適齢期である、30歳前後の女性との結婚を望んでいる印象でした。
女性は結婚相手に同年代と同じぐらい年上の人を希望している
上記の表と同じく、希望する年齢を割合で示した表です。
年齢 | 10歳以上【年上】 希望割合 |
10歳以上【年下】 希望割合 |
同年代(2歳差まで) 希望割合 |
20歳 | 27% | 2% | |
25歳 | 13% | 18% | |
30歳 | 6% | 0% | 21% |
35歳 | 8% | 0% | 29% |
40歳 | 2% | 2% | 17% |
45歳 | 0% | 14% | 11% |
総計 | 15% | 1% | 14% |
参照:第15回出生動向基本調査
女性の場合は、10歳以上”年上”を希望する割合と、同年代を希望する割合がほぼ同じでした。また、10歳以上”年下”の人を希望する割合は、圧倒的に低い結果が出ました。
男性との違いは、相手が年上か年下かで、希望する割合に大きな差があることです。
男性に比べ女性は、年上を希望し更に10歳以上離れている人を希望している割合も多いことがわかりました。
実際に年の差婚をしている人は全体の1割以下
周りの結婚している人をみると、同年代同士が多く、年の差夫婦に出会うと珍しいと感じませんか。実際の「歳の差婚」の割合は、以下の通りでした。
男性が7歳以上”年上”の夫婦:10%
女性が4歳以上”年上”の夫婦:6%
同年代(2歳差まで)の夫婦:60%
歳の差夫婦は、夫婦全体の1割以下でした。同年代の夫婦に比べてみると、「歳の差婚」夫婦の数は格段に少ないことが分かりました。
この結果からも「歳の差婚」が珍しく、芸能ニュースなどで取り上げられる理由がわかります。
年の差婚は離婚しやすいのか
では、全体の1割以下に当たる歳の差婚は、同年代の結婚と比べて離婚しやすいのでしょうか。歳の差婚による離婚率と、その離婚理由を詳しく紹介します。
歳の差婚離婚率
『離婚弁護士ナビ』によると歳の差婚の離婚率は、歳の差5歳以上33.3%、歳の差5歳未満15.2%です。統計によると、歳の差5歳未満よりも歳の差5歳以上の方が、離婚率が2倍となっています。ただし、10歳以上歳の差があるケースでは、再び離婚率が下がっています。
歳の差婚の離婚原因
夫婦によって離婚原因はさまざまです。周りにはわからない、2人だけにあてはまる離婚原因も多いでしょう。ただ、夫婦間の年齢差による共通の原因もあるようです。
また、男性と女性のどちらが年上かによっても離婚原因の傾向は異なります。それぞれを詳しくみていきましょう。
歳の差婚に共通する離婚原因
歳の差婚に共通する離婚原因は、以下のとおりです。
● 価値観の違い
育ってきた環境や生活スタイルの違いから、価値観の違いはどの夫婦にも少なからずあります。しかし年齢が離れていると、育った年代の違いから価値観の違いがより大きく現れやすくなります。
歳の差が大きすぎると、逆に年上の方が許容できることが多くなります。しかし、5歳程度など大きく差が開いていない場合、それぞれの常識が理解できずに、お互いが辛い思いをすることもあるでしょう。
相手の考えや行動が許せないほどのズレがあると、離婚につながることもあります。
● 上下関係が生まれる
年の差があると、どうしても上下関係が生まれやすくなります。どちらかがリードする程度であれば良好な関係を継続できますが、一方が主導権を握るほどの立場の差が生まれてしまうと、結婚生活はうまくいきません。
下の立場になる方が我慢できなくなり、ケンカが増えるなど関係が悪化してしまい、離婚につながるケースもあります。
● 経済的な問題
パートナーが高齢、もしくはまだ若すぎて社会的キャリアを積めていないなど、一方または双方の収入が低く経済面に不安があると、夫婦関係がうまくいかない場合があります。将来への焦りから相手を労われなくなり、離婚に至ってしまうケースもいるでしょう。
● 健康上の不安
年上のパートナーがいつまで健康でいられるかなど、将来への不安から関係が悪化するケースもあります。どのような年齢の夫婦であってもパートナーの健康状態は気になるところですが、歳の差が大きいほどこうした懸念点を感じやすくなります。
とくに10歳以上年の差があるケースでは、年齢の近い夫婦に比べ、介護について早期に考えなければならないことも少なくありません。
女性が年上の離婚原因
女性が年上の離婚原因は、以下のような内容が挙げられます。
● 夫の浮気
男女問わず浮気をする既婚者はいますが、性別と年代によって浮気率の高さは異なります。相模ゴム工業株式会社の調査をもとに計算すると、女性の既婚者の最も浮気率が高い年代は30代です。それに対し、男性は40代が最多となっています。
女性が年上の場合、女性は気持ちが浮つきにくい年齢になっていても、男性はまだ落ち着いていないことから、結婚後に浮気することがあります。
● 夫が頼りない
一般的に、女性の精神年齢は男性よりも高いと言われています。そのため、同世代の結婚でも、夫がいつまでも幼いと感じることは少なくありません。
とくに女性が年上の場合、夫の幼さが余計に目についてしまうケースもあるでしょう。女性がリードしたい性格であればバランスが取れてうまくいきますが、そうでない場合は頼りなく感じてしまう可能性があります。
● 夫が妻を女性扱いしない
女性はついつい相手の世話を焼きたくなります。そのため、結婚生活が長くなると次第に母親のような存在になってしまい、夫が妻を女性扱いしなくなることがあります。
これは女性が年上の場合に限ったことではありませんが、女性が年上の方が、より母親のような存在になってしまう可能性が高いでしょう。
ただしこれらは、必ずしも起こるわけではありません。男性の性格や行動によって異なるため、あくまで原因のひとつになり得る事柄と認識しておきましょう。
男性が年上の離婚原因
男性が年上の離婚原因は、以下のような内容が挙げられます。
● 家事育児に夫が非協力的
とくに夫が50代以降の場合、家事育児は女性の役割と考える人がいます。そのため、男性が歳の離れた年上なら、家庭内のことはすべて妻がこなさなければならないケースも少なくありません。夫の理解と協力がないほど、離婚につながりやすくなります。
● 夫の男性としての魅力を感じにくくなる
歳が離れているほど、年上の異性の衰えを感じやすくなります。とくに身だしなみなどにあまり興味のない男性なら、歳を重ねると外見が老けて見えやすくなるため、妻から男性として見てもらえなくなりやすいです。
男女どちらにも言えることですが、年上の立場であれば、若々しくいるための努力は必要でしょう。
● 浪費癖
若い女性は最新のファッションや美容に敏感です。そのため、結婚後も独身時代と変わらず自分にお金をかけ続けることもあります。妻の浪費に対応できるほどの経済力が男性にあれば問題ありませんが、経済面に不安があると離婚の原因になりかねません。
女性が年上の場合と同じように、これらはどの夫婦にも共通することではありません。また、同世代の結婚であったとしても、これらが原因で離婚する夫婦はもちろんいます。
歳の差婚だから離婚しやすいわけではない
年の差婚は全体から見ると珍しく、離婚率も高いため、特別離婚しやすいと思われがちです。しかし、必ずしも年齢差のみが理由とは言い切れません。
年の差婚の離婚率でも触れたように、10歳以上離れた年の差婚の場合は、反対に離婚率は下がっています。歳の差婚にはメリットもデメリットもあり、お互いの性格や理想の結婚観によって、夫婦間の相性は大きく変わります。
自分にとって歳の差婚が合っているのか気になる方は、ハッピーカムカムに相談してみましょう。ハッピーカムカムは、丁寧なヒアリングと一人ひとりに寄り添ったオーダーメイドでの紹介を強みとしています。
自分でもわからなかった結婚への価値観や相手に求める理想像も、丁寧なヒアリングによってわかることもあります。その結果、歳の差のある方とのマッチングでもうまくいく可能性もあるでしょう。
歳の差婚メリット【全体】
歳の差婚は、同年代に比べてどんなメリットやデメリットがあるのでしょうか。
全体
相手が年上
相手が年下
3パターンに分けてメリットデメリットをご紹介します。価値観が大きく異なる「歳の差婚」には、同年代同士にはないメリットデメリットがあります。
まずは【全体】のメリットを解説します。
刺激し合える
結婚相手が10歳以上離れていると、生きてきた時代が異なるため、ジェネレーションギャップが生じます。
同年代の中では当たり前のことも、相手にとっては新鮮に見えることも。付き合いが長くなっても、様々な場面で新しい発見があり、マンネリ化しづらい傾向があります。
お互いのギャップや違いを楽しめる人は、いい関係を築き続けられるでしょう。
喧嘩になりづらい
お互いに意見のずれがあっても、喧嘩にならず、冷静に話し合いができます。
同年代同士の結婚よりも、「年の差婚」の方が価値観の違いにより、喧嘩になりそうなタイミングは多いかもしれません。
しかし、歳の差夫婦は価値観や考え方が異なること前提で結婚し、意見のずれが当たり前と考えています。
そのため、感情的にならず、擦り合わせる方法を取ろうとする傾向があります。
また、年上のパートナーが余裕のある対応を取れることもあり、喧嘩に至らないケースも多いです。
歳の差婚のデメリット【全体】
同年代同士の結婚に比べると、「歳の差婚」ならではのデメリットもあります。「年の差婚」全体のデメリットを紹介します。
価値観の理解が大変
住んでいた環境の違いに加え、生きてきた時代も違うため、価値観や考え方が大きく異なります。お互い理解し合うために、たくさんの時間が必要になるかもしれません。
一つ理解しても、生活する様々なシーンで、価値観の違いやこだわりが発覚します。
ただ、価値観の違いを当たり前と考えているため、違いを悲観する人は少なく、冷静に話し合える夫婦が多いことが「年の差婚」の特徴です。
話題が合わない
2人の関係がまだ浅い時期は、同じ話題で盛り上がれることが限られてしまいます。
過去に流行った話題や、今気になることも異なるため、同じ話題で盛り上がるよりも、互いの違いを聞き合うようなコミュニケーションが主になります。
一緒に過ごす中で、2人の思い出や同じ趣味が増えていき、徐々に同じことで盛り上がれる話題が増えてくるでしょう。
歳の差婚のメリット【相手が年上】
結婚相手が年上か年下かでも、メリットデメリットが異なります。相手が年上で、自分が年下の場合のメリットを紹介します。
包容力がある
年上のパートナーは人生経験も豊富で、どんなことにも動揺せずに対応してくれます。その器の広さや懐の深さに包容力を感じます。
包容力と聞くと、女性が男性に対して持つイメージがありますが、「歳の差婚」では、男性が女性に対して感じることもあります。
男性は女性に対して、甘えたり頼ったりすることを遠慮してしまう傾向がありますが、女性が年上であれば、素直に甘えられるのでしょう。
相談したときに的確なアドバイスをもらえる
自分よりも10年長く生きている分、人生経験が豊富で、広い視野を持っています。何か困難なことが起こり、年上の結婚相手へ相談した時に、考えになかったアドバイスがもらえます。
周りにも、両親や上司などアドバイスをくれる年上の人がいるかと思います。
しかし結婚相手は、今の自分を一番分かってくれている人のため、周りの人よりも的確なアドバイスが期待できます。
歳の差婚のデメリット【相手が年上】
相手が10歳以上年上が理由で、生じてしまうデメリットを紹介します。
しっかりしていないとがっかりしてしまう
10歳以上も年上であれば、どんな時も頼りになる、スーパーマンのような理想像を持つ人もいます。
その理想像が崩れるような、子供っぽい姿や頼れないことがあると、がっかりしてしまうことがあります。しかし、年上でも一人の人間であり、完璧なロボットではありません。
子供っぽい姿も、「こんな一面があるんだ」とむしろギャップにキュンとできるような人は、年上のパートナーと相性が良いでしょう。
年上でも甘えたい時もあるので、そんな時は受け入れてあげましょう。
早い段階で介護問題が発生する
周りの友人よりも、介護問題が早く発生することがあります。実際に義両親の介護と子育てが重なり苦労したという話しも耳にします。
デリケートな問題ですが、介護問題に直面する前に対応を2人で話し合っておきましょう。家族の協力や、社会資源を活用することで、問題が軽減されることもあります。
歳の差婚のメリット【相手が年下】
次に、相手が年下で、自分が年上の場合のメリットを紹介します。
新しい世界が広がる
年下のパートナーから新しい事を教えてもらえるので、新しい世界が広がります。
今の流行りに敏感で、一緒に流行りのスポットに行ってくれたり、流行りのファッションを教えてくれたりします。
年齢を重ねるごとに、生活スタイルやファッションが決まってしまい、パターン化しがちですが、様々なことにチャレンジしていると、生活が新鮮になり楽しくなります。
生き生きとしている姿をみて、周りからも若返ってみられることもあるようです。
可愛くて癒される
10歳以上も年下になると、どんな行動も許せてしまうそうです。一緒に生活していて、同年代では呆れてしまったり幻滅するようなことも、年下であれば可愛くみえてしまいます。
また、年下男性が素直に甘えてくれる姿は、年上女性からみるとキュンとするポイントになることも。
可愛いくみえることで許せてしまうため、けんかが発生しづらい要因でもあります。
歳の差婚のデメリット【相手が年下】
では、相手が10歳以上も年下の場合は、どのようなデメリットがあるのか紹介します。
年齢差にコンプレックスを感じてしまう
思いがけないタイミングで、年齢差を感じてしまうことがあります。
一緒に居る時に周りから上司と部下に見られてしまう
生活する中で年下のパートナーより体力が持たない場面がある
など年齢を引け目に感じてしまいます。歳の差を感じてしまった時に、
「10歳も離れているのだから当然」と考える
年齢がコンプレックスにならない考え方をする
などすると良いでしょう。
経済面や精神面で頼られすぎて疲れてしまう
結婚相手が10歳以上も年下では、頼ることを遠慮してしまい1人で責任を背負ってしまう傾向があります。その状態が続くと、疲れ切ってしまいます。
家庭を築くのであれば、対等な関係でないとバランスが崩れてしまいます。
全て自分で背負わずに、年下のパートナーに任せたり、甘えたりしながら、2人で築き上げていくことが大切です。
歳の差婚に向いている人
これまで、メリットデメリットを紹介してきましたが、「年の差婚」にはどのような人が向いているのでしょうか。
価値観や考え方が全く違う同士で結婚生活を送るため、向いている人の特徴があります。
柔軟性がある人
お互いの価値観を受け入れて、柔軟に対応できる人が向いています。
自分の主張ばかりを突き通そうとする人は、価値観の全く違う10歳以上離れた人と、生活を共にすることは難しいかもしれません。
意見が分かれた時にお互いが柔軟に考えて、2人が納得いく落とし所を見つけていく作業ができる人であれば、年の差婚はうまくいくでしょう。
年齢差で遠慮しすぎない人
【向いている人】
年上に対しても物おじせず発言できる人
年下にも学ぼうとする姿勢がある人
【向いていない人】
年上だからと遠慮してしまう人
年下へ威張ったりしてしまう人
結婚は、家庭を築き2人で協力して営んでいくことです。その時に、少しでも遠慮してどちらかが我慢してしまうと、すぐにバランスは崩れてしまいます。
歳の差婚をした人の出会い3選
「歳の差婚」について詳しく説明してきましたが、歳の差婚をした人は、一体どこで出会っているのか気になりますね。
歳の差のある人と出会える場所は限られてはいますが、出会える機会は意外にあります。出会うきっかけで代表的な3つをご紹介します。
会社の上司と部下
歳の差のある人と付き合うきっかけで、一番多いパターンが職場での出会いです。職場は、上司と部下の立場で、歳が離れた人と関わる機会が多くあります。
「仕事のことで相談するうちに、徐々に仲が深まった」
「頼れる姿にときめいて、好きになった」
このように、仕事中に心惹かれていき、次第に仲良くなり交際に発展など、さまざまなケースがあります。
職場は1日で過ごす時間も長く、お互いのさまざまな姿を見られるため、より関係が深まりやすいのでしょう。
趣味を通じて
趣味を通じて仲良くなると、年齢に関係なく仲が深まります。出会った時から対等な関係のため、交際や結婚した後も、対等な関係で居られる傾向があります。
また、同じ趣味があるので、結婚後も一緒に楽しめるメリットにもなります。
結婚相談所
結婚相談所は、幅広い年齢層の人が登録しているため、10歳以上離れた人とも出会えます。
お相手のプロフィールを見て、歳の差があっても魅力的と感じる人が見つかったら、お見合いの申し込みは可能です。
もし、歳の差のある方と交際に発展し歳の差のことで悩んでも、アドバイザーに相談すると客観的なアドバイスがもらえます。
結婚相談所であれば、周りに相談しづらいことも相談できるため、順調に交際が進みやすい特徴があります。
歳の差婚がうまくいく秘訣
歳の差婚は、同年代同士の結婚にはないデメリットがあり、関係がうまくいかないケースもあります。もちろん何十年も仲良く連れ添っている歳の差夫婦も多くいます。
では、うまくいっている夫婦にはどのような特徴があるのでしょうか。もし自分が歳の差のある人と出会い、結婚した時には、仲良く結婚生活を送りたいですよね。
うまくいっている歳の差夫婦に共通する特徴を、3つに厳選して紹介します。
対等な関係でいる
年齢を気にせず気になった事は、しっかり相手に伝えましょう。
年齢が離れていると、年上が主導権を握り年下が甘える傾向がありますが、その状態が過度になるとバランスが崩れてしまいます。
「年上だから指摘したら申し訳ない」
「年下だから頼ってはいけない」
このような思考になると、対等な関係ではいられません。お互いの気持ちを確かめ合い、常に対等な関係でいられる夫婦は、仲良く結婚生活を継続できるでしょう。
お互いの価値観を尊重する
価値観が合わない前提で、結婚生活を送るとうまくいく傾向があります。
同世代同士や同級生同士の結婚では価値観が違うことが珍しく、たまに価値観が合わない時は喧嘩して解決する夫婦もいるでしょう。
しかし、歳の差婚では、その人たちと同じように対処してもうまくいきません。価値観が違う時は、喧嘩するのでなく話し合いを冷静にしましょう。
最終的に理解できなくても、知ってあげて尊重することがうまくいく秘訣です。
ライフプランについて話し合っておく
子育て
お互いの両親の介護
お金の問題
などは、事前に話し合っておくと安心して過ごせます。
子育てと親の介護の時期が被る可能性
定年後も子育てにお金がかかる可能性
など、年の差婚ならではの問題が発生することも考えられます。考えられる問題や不安は、事前に解決策を考えておくと、直面しても余裕を持って対応できるでしょう。
親に年の差婚を反対された時の対処法
歳の差がある相手を親に紹介したときに、反対されてしまうこともあるそう。親はいじわるをしたいのではなく、子供の幸せを願っているからこそ反対をしてくるのです。
二人でいることで幸せになれる、それが証明できれば親も許してくれるでしょう。反対されたときの対処法を2つご紹介します。
時間をかけて2人の本気の気持ちを伝える
時間をかけて二人の本気の気持ちを伝えていき、親との信頼関係を築くことが大切です。親は、二人がどれだけ親密かも、相手がどんな人柄なのかも分かりません。
全く知らない人と、いきなり結婚すると言われても、すぐに賛成はできないでしょう。また、歳の差であればなおさら、
騙されているんじゃないか
頼りになるのか
などさまざまな不安もあると思います。時間をかけて何度も本気の気持ちを伝えていくうちに、「この人だったら大丈夫だろう」と徐々に信頼してもらえるようになるでしょう。
不安点を聞いて解決に努める
何が不安かを教えてもらい、その不安を解決していきましょう。ここで親に反抗することは禁物で、冷静な話し合いが必要です。
親としては、経験のない「歳の差婚」がうまくいくか判断できず、不安なのかもしれません。その親心を理解し、落ち着いて親の考えを聞き出してみましょう。
親が安心するまで二人で考えて、一つ一つ解決策を提示していくことが大切です。その姿が、どんな問題が起きても、二人で解決していけることの証明にもなります。
年齢差よりも相性が合うかどうかが大切
お互いが一緒にいたいという気持ちがあれば、年齢差は関係ありません。
今回は、「歳の差婚」のメリットデメリットを紹介しましたが、すべての歳の差夫婦に当てはまるわけではありません。
二人で解決していける力があれば、問題が起きても乗り越えていけるでしょう。
歳の差がある人と出会うきっかけは記事内でもご紹介しましたが、結婚相談所では、自分の生活圏内にいない年齢の人や職業の人に出会えます。
経験豊富なアドバイザーへ相談できるので、親への挨拶のマナーなどもアドバイスがもらえます。
真剣に結婚を考えていて、出会いのきっかけを広げたい人は、結婚相談所も一つの選択肢に入れてみてください。