結婚相談所の入会に必須の条件とは？相手から求められる条件についても解説

結婚相談所に入会するには、入会資格と条件を満たす必要があります。

入会者が安心して婚活ができるよう、独身であることや各種証明書の提出ができることなどが必須条件として挙げられます。

また、結婚相談所での活動において、相手から求められる条件を知っておくことも重要です。

本記事では、入会に必須の条件だけでなく、婚活をする上で相手から求められる条件についても紹介します。結婚相談所に入会し、婚活をスムーズに進めたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

結婚相談所の入会に必須の条件

結婚相談所の入会には、必須の条件がいくつかあります。登録するには審査基準をクリアする必要がありますが、審査基準は特別高くはありません。

多くの結婚相談所でもうけられている入会資格は以下の通りです。

• 20歳以上である
• 独身である
• 定職につき安定した収入を得ている
• 結婚の意思を持っている
• 各種証明書の提出ができる

1つずつ簡単に解説します。

20歳以上である

多くの結婚相談所の入会条件には、「20歳以上であること」と記載されています。婚活では20代であることは武器となり、相手を選べるというメリットがあります。

「自分に合う人を見つけて結婚したい」という方は、できるだけ早く入会しましょう。

独身である

結婚相談所に入会する目的は「結婚」です。独身であることが大前提となります。

離婚に先だって結婚相談所を利用することはできません。独身証明書の提出が求められます。

この独身証明書の提出が必須であることが、結婚相談所が安心して婚活できる理由の1つです。

マッチングアプリや出会い系などで懸念される、既婚者が独身であると偽って入会するといったことが不可能になるため、安全性が高く真剣な婚活をすることができます。

結婚の意思を持っている

結婚の意志を持っているかどうかも重要な必須条件となります。男女がお互いに結婚を前提に活動しているからこそ、半年～1年という比較的短期間での成婚退会が実現し得るのです。

各種証明書の提出ができる

結婚相談所に入会するにあたり、各種証明書の提出が求められます。

これは、安全性や信頼性を確保するためです。

例えば、男性の場合は収入を証明する書類が必要です。これは、虚偽の収入で騙して活動するのを防ぐことにつながります。

公的な書類の提出により、嘘偽りのない情報をもとにお見合い相手を探せる点が、結婚相談所の強みといえるでしょう。

多くの結婚相談所で提出を求められる書類は以下の通りです。

• 本人確認書類
• 独身証明書
• 収入証明書
• 卒業証明書
• 資格証明書

上記提出書類の該当書類・入手方法・男女差について表にまとめてみました。

結婚相談所での活動時に求められやすい条件

結婚相談所に入会している人は、自分に合う結婚相手を探しています。

結婚相談所で求められる条件には、男女に共通する部分と、男女特有のものがあります。
男女共にパートナーに求める条件として挙げられるのは「人柄」と「相性」です。

続いて、男女特有の条件をみていきましょう。

男性が女性に求められやすい条件

男性が女性に求められやすい条件は「年収」や「職業」です。共働き家庭が増えている今、育児期間中の収入ダウンを乗り切るためにも、経済的安定を求める女性が多いようです。

職業の希望は、会社員が7割、公務員、資格職、会社経営者がそれぞれ1割ずつといった割合です。

加えて「自分よりも身長が高い人」を望む女性が多いため、平均程度の身長が求められやすいといえるでしょう。

女性が男性に求められやすい条件

女性が男性に求められやすい条件は「共働き」「年齢」などが挙げられます。

特に共働きできる女性を希望する男性は9割ほどと非常に多数で、できれば正社員であると尚良いと考える人がほとんどです。

結婚相談所で人気を集められる条件

結婚相談所で人気を集められる条件は以下の通りです。以下の条件は成婚率と深い関わりがあるため、満たしておくと出会いの幅が広がり、活動がよりスムーズに行えることでしょう。

• 高学歴
• お酒を飲む
• タバコを吸わない

それでは1つずつデータを元にみていきましょう。

男性は高学歴であるほうが成婚しやすい

男性は学歴が上がるほど成婚率が高くなるというデータが出ています。

女性に関しては学歴と成婚しやすさは関連がないというデータが出ていますが、男性は学歴が高ければお見合いを申し込まれる確率が上がる可能性があります。

引用：IBJ成婚白書 完全版（PDF）

お酒を飲むほうが成婚しやすい

下記の表から男性女性共に、お酒を飲まない人よりも「お酒を飲む」人の方が成婚しやすいことがわかります。

引用：IBJ成婚白書 完全版（PDF）

飲酒がお見合いや交際発展へのきっかけになるかもしれませんが、飲まない人が無理をして飲酒をする必要はありません。

お酒が好きな人は、話しのネタや距離を縮めるきっかけとして活用できそうですね。

しかし、お酒を飲まなくても、趣味など楽しめる活動の共有などでカバーできます。

タバコを吸わないほうが成婚しやすい

下記の表を見ると、男性女性共に、タバコを吸す人よりも「吸わない」人のほうが成婚しやすいことが明確です。

引用：IBJ成婚白書 完全版（PDF）

健康志向による「タバコ離れ」が進み、非喫煙者のほうが好まれるようです。

結婚後の生活や健康管理のためにも、婚活をきっかけに禁煙を視野に入れても良いかもしれません。

結婚相談所で高望みと言われる条件

理想の相手に出会うべく結婚相談所に入会したものの、なかなか良い人と出会えない場合、無意識的に相手に対する条件が高望みになっているかもしれません。

長年連れ添うパートナーを選ぶにあたって、相手に求める条件をある程度明確にしておくのは大切なことです。

しかし、あまりに現実離れした条件を並べていると、出会う機会を得られないまま婚活が長期化するおそれが出てきてしまいます。

そこで、婚活する上で一般的に高望みと言われる条件を以下に紹介します。女性と男性では、高望みするポイントが違うのが特徴です。無意識に条件として挙げていないか、見直してみてください。

• 理想が高い
• 相手に自分と同じ程度のスペックを求める
• 外見を重視する
• 家庭的な女性

それでは1つずつ詳しくみていきましょう。

理想が高い

本人の中で「普通」とする理想が高すぎる場合、ピッタリの人が見つからないおそれがあります。

例えば、「普通の男性」「普通の女性」を条件に挙げる際に、「普通」のラインがどこにあるかは人ぞれぞれになります。

普通の大学を出て普通の企業に就職して普通の収入を得ている人を見つけることは、思っている以上に難しいのが現実です。

普通のラインを無意識的に高く設定してしまっていると、いつまでたっても理想の人とは巡り合えません。

思うように良い人と出会えないと感じたら、条件を見直したほうがよいでしょう。

相手に自分と同じ程度のスペックを求める

つい高望みをしてしまう人は、自己評価が高い傾向にあります。

自分の立ち位置が基本となり、相手からも当然評価される立ち位置にあると思い込んでいると危険です。

特に女性の場合、20代と30代では、異性からの注目度合いが全く異なります。人生を共に歩むパートナーとして、教養や金銭感覚などがかけ離れていないことを前提として、バランスのとれる相手を探す必要があります。

自分のスペックを過大評価して、相手に同等のものを求めてしまうと、それは高望みに値します。

外見を重視する

「20代前半で美人でスタイルが良くて...」「20代後半でイケメンで高身長で...」など、外見ばかり重視していても、希望通りの相手というのは簡単に見つからないのが現実です。

例え見つかったとしても、相手が自分のことを受け入れてくれるかどうかわかりません。

年齢が大きく離れていると、マッチングのハードルが上がることを知っておいた方がよいでしょう。

家庭的な女性を求める

特に男性で、「家庭的な女性」を思い描いている人は注意が必要です。

共働きが一般的な現代において、家事・育児を協業できそうな人のほうが、結婚相手として選ばれやすくなります。

婚期を逃さないためにも、結婚後の生活についてイメージを膨らませ、高望みになりがちな条件を微修正してみましょう。

結婚相手の条件は出しすぎないほうが良い？

結婚相談所では、自分に合う結婚相手を探すのが目的であり、条件提示は必要です。

しかし高望みしすぎると、該当者が極端に少なくなり、マッチング率が下がってしまいます。適宜条件の見直しをして、出会いの幅を広げましょう。

結婚相談所のプロのアドバイザーは、角度を変えた条件の出し方により、会員自身が思っている以上にマッチングしやすいお相手を見付ける能力に長けています。

結婚相談所ならではの強みを活かして、アドバイザーと二人三脚で婚活を進めていきましょう。

結婚相談所の条件についてまとめ

今回は、結婚相談所に入会する必須条件に始まり、活動する上で求められる条件について紹介しました。

理想の結婚相手を探して条件提示する際には、相手から求められる条件を知っておくと、より活動がスムーズに行えるでしょう。

結婚相談所への入会を検討中の方は、ぜひ本記事を参考に、婚活のイメージを膨らませてみてください。