最適な結婚相手を探している場合、どのような基準で選べば良いのかを理解しておくことが重要です。
闇雲に結婚相手を見つけても、結果として自分の相性が悪ければ無駄になってしまう可能性があります。
そうならないよう、婚活する方法も吟味して自分にマッチした方法を選定しなければなりません。
では、結婚相手をどのように選べば良いのでしょうか。
本記事では、結婚相手の選び方を紹介するとともに、診断するポイントや結婚相手に出会う方法などを詳しく解説します。結婚相手を確実に見つけたい方にとって有益な情報を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
結婚相手の選び方がわからない人は多い
結婚したいという願望はあるものの、結婚相手の選び方がわからないという方は決して少なくありません。結婚相手の選び方がわからない人は、自分がどのような相手と結婚したいのかをイメージできていないケースが多いです。
また、自分自身が結婚市場における位置付けについて、客観的に分析できていないパターンが考えられます。
そこで、後述する結婚相手の選び方を正しく理解して、効率よく結婚相手を探す行動が求められます。
結婚相手の選び方8選
結婚相手を選ぶ際のポイントとして、以下の観点で選べば失敗せず一生のパートナーを見つけることができるでしょう。
- 価値観が似ているか
- 金銭感覚が似ているか
- 財力がなくなっても一緒にいたいか
- 互いの欠点を許容できるか
- 物事をポジティブに捉えることができるか
- 相手と一緒にいるときの自分が好きになれるか
- 一緒にいてリラックスできるか
- 家族を大切に考えてくれるか
各ポイントについて、詳しく解説します。
1.価値観が似ているか
結婚相手に求めるものとして、価値観が似ているかどうかを挙げるケースが多いです。
内閣府が実施した「令和3年度 人生100年時代における結婚・仕事・収入に関する調査報告書」によると、結婚前に相手に求めたこととして価値観を挙げる方が、以下の割合となっています。
区分 | 「価値観が近い」を挙げた割合 |
20~39歳 男性 | 59.3% |
20~39歳 女性 | 57.2% |
40~69歳 男性 | 66.9% |
40~69歳 女性 | 64.4% |
引用:内閣府男女共同参画局 令和3年度 人生100年時代における結婚・仕事・収入に関する調査報告書
複数回答可の調査でしたが、一緒にいて楽しい・落ち着けるよりも価値観が近いことを挙げた人が多い結果となっています。
以上のように、結婚相手を探す際には価値観が近いかどうかはとても重要なのです。
価値観が近ければ、お互いが喧嘩したり我慢したりしなくてよいため、結婚生活を円満に進められる可能性が高まります。交際時点でお互いが良く会話して、相手の人となりを確認しましょう。
2.金銭感覚が似ているか
結婚相手を選ぶ際には、金銭感覚が自分と似ているかどうかをチェックするのも重要です。金銭感覚とは、何にどの程度の費用をかけるのかという感覚を指します。
結婚して生活を共にすると、家計に関してもお互いがどのような収入があり、どれだけ支出するのかを管理しなければなりません。その中で、何にお金をかけるのかという感覚が一致していないと、お互いストレスを生じてしまいがちです。
よって、お金をかける部分と節約する部分がお互い許容できるかどうかを確認してください。
3.財力がなくなっても一緒にいたいか
終身雇用が当たり前であった日本でも、最近ではほかの企業に転職することを選択する方が多くなっています。転職することで、必ずしもプラスに作用することばかりとは限らず、収入が減るリスクもあるのです。
また、病気や怪我などで収入が途切れてしまうケースも考えられます。単に財力があることだけを魅力に感じて結婚した場合、収入が減ると一気に魅力がなくなってしまいがちです。
そこで、財力がなくなっても一緒にいたい相手かどうかを考えておきましょう。
4.互いの欠点を許容できるか
人間は、どれだけ完璧に見える人であっても、少なからず欠点があります。
年を取ればとるほど、自分自身が変わろうとする意識が低くなる場合があり、そう簡単に欠点を補おうとは思わないものです。
そこで、相手に欠点があったとしてもそれをある程度許容する必要があります。もし、許容できないような欠点である場合、結婚してもストレスを溜める一方です。
相手の良い面だけでなく欠点も冷静に分析し、それを受け入れられるかを判断してください。
5.物事をポジティブに捉えることができるか
物事を常にポジティブに考えて、何事も前向きに捉えられる相手の方が、結婚生活をするうえでプラスになる場合が多いです。
ネガティブ志向の方の場合、何をするにも後ろ向きで一歩を踏み出すのが遅く、見ていてストレスが溜まる場合があります。
何事もポジティブに捉える人の場合、楽観的過ぎるように見えるものの、結婚生活も良い方向に進む可能性があります。
普段の行動や会話から、ポジティブかどうかをよく確認しましょう。
6.相手と一緒にいるときの自分が好きになれるか
相手に尽くそうと考えている方の場合、相手のペースに無理して合わせてしまいがちです。
この場合、自分が無理しているため苦痛に感じてしまうことも多くあります。
このような状態を長く続けていては、結婚生活が上手くいかない可能性が高いです。そのため、相手と一緒にいる時の自分が好きかどうかは重要なポイントとなります。
7.一緒にいてリラックスできるか
相手と一緒にいてストレスを溜めないことが重要な一方で、リラックスできるかも結婚生活が上手くいく要因となります。
共通の趣味がありお互い楽しんだり、一緒に笑い合ったりするだけでも、リラックスして生活できるものです。
常に一緒にいてもリラックスできる関係性を築けるかについて、しっかりと見極めてください。
8.家族を大切に考えてくれるか
結婚すると、相手の親や親族などと同居したり法事などで一緒になったりする場合があります。家族のことも大切に考えてくれるかどうかは結婚相手を選ぶ際に重要なポイントです。
自分の家族を大切にしている方であれば、結婚する相手に対しても大切に考えてくれる傾向があります。
交際がスタートしたら早い段階で家族に紹介して、家族との関わり方を見れば家族を大切にしているかどうかを容易に確認できます。
変化を受け入れることも大切
現在交際している相手や、これから交際を申し込もうとする相手が、本当に結婚相手として相応しいかをしっかりと判断しなければなりません。
しかし、自分を満たす相手を求めるだけでなく、人生を共に歩むパートナーとして自分も変化に対応することも大切です。
個性があり価値観が違うからこそ、相手に惹かれていくこともあるでしょう。
自分がどうしても譲れない部分で価値観が違うとなると結婚相手に相応しいかは疑問がありますが、そうでないのであれば自分の変化を受け入れることも結婚への近道です。
お互いの価値観などを確かめる意味では、ストレートに理想の結婚生活について会話するのも良いでしょう。ほかにも、実際に数日間同棲して相手の真の姿を知る方法も有効的です。
結婚相手と出会える婚活方法
結婚相手を見つけるために婚活をおこなう際、より確実に結婚相手が見つかる方法を選択したいものです。
そこで、以下のサービスを利用することでより効率よく結婚相手と出会える可能性が高まります。
- 結婚相談所
- 婚活パーティー
- マッチングアプリ
各サービスについて、詳しくこちらで解説しています。
結婚相手との出会い方10選!実際のエピソードや効果的な婚活方法を解説
結婚相手に求めるものを明確にする
相手が優しい性格で、常に明るく笑顔を絶やさない人であれば、一緒にいてストレスが溜まらず結婚生活も円満に送ることができるでしょう。
常にポジティブで前向きな性格の場合、困難に直面しても前向きに捉えて対応してもらえます。
収入が安定している人であれば、お金の面で困ることがなく安定した生活を送ることができるでしょう。
ですが、これらの特徴全てにマッチする人はなかなかいません。
お相手を選ぶ際には、自分が結婚相手に求めるもののうち特に大切にしたいことを明確にしておくことが大切です。
結婚相手の選び方についてまとめ
結婚相手を選ぶ際には、容姿だけを重視して選ぶと失敗するものです。必ず、相手の性格などの内面を見て、最適な相手を選ぶ必要があります。
また、一生のパートナーとして生活するうえで、共通の趣味があるなどの要素も加味して結婚相手を探す必要があります。
今回紹介した内容を参考に、理想の結婚相手を探す行動を取ってみてはいかがでしょうか。