結婚相談所を利用して相手を探す際、多くの人が相手の学歴、職業、年収などの情報を確認します。しかし、プロフィールに記載された年収が本当かどうかわからず、相手を選ぶのに困っている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、結婚相談所を利用する際にプロフィールに記載された年収が嘘かどうかを見極めるポイントを解説します。年収の信憑性を判断する方法を知ることで、より安心して結婚相手を探すことができるでしょう。
結婚相談所の年収には嘘がある？
結婚相談所を利用して婚活を進める際、相手のプロフィール情報を見て、お見合いするかどうかを決めるのが一般的です。プロフィールには、年齢や職業、年収などが記載されており、これらの情報をもとに相手を選びます。
しかし、婚活サービスの種類によっては、プロフィールに虚偽の内容が含まれているケースも少なくありません。ここでは、年収に嘘があるのかどうかに加え、婚活で嘘が通ってしまう理由について見ていきましょう。
婚活で年収を偽る人は少なくない
婚活と一口に言っても、マッチングアプリや街コン、婚活パーティー、結婚相談所の活用など、さまざまな種類があります。それぞれのサービスによって利用条件が異なり、とくにマッチングアプリなどは成人であれば基本的に誰でも利用することが可能です。
こうしたアプリでは、プロフィール写真や内容についてはあくまでも自己申告となるため、嘘をつこうと思えばつくことができます。とくに年収は、確認する手段が限られているため、偽ることが比較的容易と言えるでしょう。
一方、結婚相談所の場合は、選ぶ相談所によっても異なりますが、収入証明書を提出しなければならないケースが一般的です。このため、プロフィールに嘘を書くことが難しく、年収に関する情報の信憑性が高いです。また、結婚相談所では、スタッフが直接関与して情報の真偽を確認するため、より信頼性が高いとされています。
さまざまな婚活サービスがあり、それぞれ入会条件や参加条件に違いがあるので、嘘が発生してしまうものや、そうでないものをしっかりと見極めることが大切です。
年収は増えたり減ったりする
年収を偽るつもりがなくても、結果的に嘘をついていることになる場合があります。たとえば、登録時の職場から転職したり、ポジションが変わったことで年収が増減するケースも少なくありません。
嘘をつく意図がなくても、環境の変化によって年収が変わることがある点を留意しておきましょう。
結婚相談所の場合、入会時に収入証明書を求めるケースはありますが、入会したあとについては、あくまでも自己申告としていることも珍しくありません。
結婚相談所で年収に嘘をつく理由は？
婚活サービスによっては、収入証明書の提出義務がないため、プロフィールに嘘の年収を記載することが可能です。しかし、そもそもなぜ嘘の年収を伝えるのでしょうか。
ここでは、年収を多く見せる人と、年収を少なく見せる人に分けて、それぞれの理由を詳しく見ていきましょう。
年収を多くする人の理由
年収を多く見せる理由として挙げられるのは、男性が女性に対して好印象を与えるためです。婚活において、女性が男性の年収を重視する傾向があるため、少しでも成婚の確率を上げようと、男性が嘘の年収を伝えてしまうことがあります。経済的な安定は、多くの女性にとって重要な要素であり、男性はその期待に応えようとするのです。
もちろん、入会したタイミングからお見合いに発展するまでの期間によっては、年収が変わっていることもあります。たとえば、転職や昇進によって年収が増減する場合もあるため、プロフィールの年収が必ずしも正確に反映されていないケースもあるでしょう。このような場合、多少の誤差は許容範囲といえます。
しかし、プロフィールに記載された年収と実際の年収に大幅な開きがある場合は、相手に少しでもよい印象を与えようとした嘘といえるでしょう。
年収を少なくする人の理由
年収を高く記載している人だけでなく、実際よりも少なく書いている人も少なくありません。実際よりも少ない年収を記載する人は、お金よりも内面を重視してほしいという気持ちが強いのでしょう。
婚活においては、年収は重要な指標のひとつですが、それだけで相手を判断するのは偏りがあります。内面や人柄、価値観も同様に重要な要素であり、相手の全体像をしっかりと把握することが重要です。結婚生活はお金だけではなく、お互いの理解や支え合いが不可欠です。
したがって、年収だけでなく、内面もしっかりと見ることが婚活の成功につながるでしょう。
年収の嘘を見極めるポイント5選
婚活サービスによっては、収入証明書の提出が義務付けられていることがあり、そういったサービスを利用すれば、嘘の年収を言われることは少ないでしょう。
しかし、すべてのサービスが年収証明書の提出を求めているわけではないため、どうしても嘘をつく人が出てきてしまうのです。とはいえ、少しでもリスクを回避するために、嘘を見極めたい方が多いでしょう。
ここでは、年収の嘘を見極めるときに、押さえておきたい5つのポイントを紹介します。
本人に直接聞く
手っ取り早い方法として挙げられるのが、年収を本人に直接聞く方法です。ただし、出会って間もない人に、年収を聞くのは失礼にあたり、相手が不快に感じてしまうことがあります。
ある程度デートを重ねて、信頼関係を築けたら、本当の年収を教えてくれることもあるでしょう。
生活水準から年収を推測する
住んでいるところや趣味、服装、持ち物などから年収を推測する方法もあります。たとえば、住んでいる家の立地や家賃から、どれくらいの収入かをある程度把握することができるでしょう。
また、服装や持ち物を見て、身だしなみにどれだけお金をかけているかも判断することが可能です。さらに、車を持っている場合は、車種を確認することで、年収を予測できるでしょう。
そのほか、使用しているクレジットカードの種類や、どのような趣味があるかによっても、年収を推測することが可能です。
給与明細や銀行通帳を見せてもらう
給与明細や銀行通帳を見せてもらえば、本当の年収や貯金額を知ることができます。ただし、お互いに信頼関係を築けていない場合は、相手に不快感を与えてしまうので、なかなか実行するのは難しいでしょう。
結婚相談所の場合は、入会時に収入証明書などを提出しなければならないことが一般的なので、嘘の年収を伝えることができない仕組みとなっています。そのため、嘘の年収に騙されたくない方は、結婚相談所を利用することで安心して婚活を進められるでしょう。
相手のお金の使い方を見る
相手のお金の使い方から、年収を判断することも可能です。たとえば、デートのときに、どのようなお店に行くのかによって、お金の使い方を確認できます。
飲食にどれだけお金を使うかによって、ある程度の年収を予測できるでしょう。もちろん、デートだけでは判断できないことがあるので、あくまでもひとつの目安としておさえておくことが大切です。
勤め先を確認する
働いている職場から年収を確認する方法もあります。職場がわかれば、インターネットなどで年収を調べることが可能です。
もちろん、勤続年数や役職によっても違いがあるものの、おおよその年収を推測することは可能でしょう。
年収に騙されない！結婚相談所選びのポイント
マッチングアプリや街コン、結婚相談所など、さまざまな婚活サービスがあります。サービスによって、収入証明書が必要な場合があり、そういったサービスであれば年収に嘘をつけない仕組みとなっています。
ここでは、年収に騙されないためにも、結婚相談所選びで押さえておきたいポイントを紹介します。
入会審査のゆるい結婚相談所
結婚相談所といっても、さまざまな種類があり、入会時の審査や条件などに違いがあります。一般的な結婚相談所の場合、身分証明書に加え、卒業証明書や収入証明書の提出が必要なケースが多いでしょう。
しかし、入会審査のゆるい結婚相談所であれば、収入証明書などの提出が必要ないこともあり、嘘の年収を伝えることも可能なのです。
そのため、嘘の年収に騙されないためにも、入会審査のゆるい結婚相談所は避けたほうがよいでしょう。
収入証明書が必須でない結婚相談所
先述のとおり、結婚相談所では収入証明書を提出することが一般的です。しかし、結婚相談所のなかには、源泉徴収票や給与明細書、課税証明書や、確定申告書の控えなどの、収入を証明できる書類の提出を義務付けていないところも少なくありません。
そのような結婚相談所の場合、年収を客観的に証明するものがないので、自己申告の年収がプロフィールに記載されてしまいます。年収に騙されないためにも、収入証明書が必須な結婚相談所を選ぶのがよいでしょう。
また、収入証明書が必須な結婚相談所であっても、入会から時間が経過している場合は、入会当初の年収から状況が変わっているケースも少なくありません。なかには、転職して年収が大きく変わっていることもあります。
一般的な結婚相談所の場合、入会時のみ、収入証明書の提出を求めているので、途中で年収が変わったとしても確認しようがないのです。もちろん、入会時に収入証明書の提出が条件になっていれば、それだけで、ある程度はふるいにかけられるでしょう。
ただし、最新の年収が知りたい方は、相手と信頼関係を築いたうえで、直接確認するのもひとつの方法です。
成婚率を確認する
成婚率を確認して、結婚相談所を選ぶのもおすすめです。ただし、成婚率とは業者によって算出方法に違いがあるので、一概には比較できません。
結婚相談所を選ぶときのひとつの目安となるため、成婚率を確認することは非常に重要です。また、成婚率が高いということは、それなりに実績があるというのも事実です。
そのため、成婚率や、成婚率の算出方法を確認したうえで、安心できる結婚相談所を見つけるのがよいでしょう。
また、ハッピーカムカムは累計成婚数2700組、51.5%という高い成婚率を実現しています。入会時は、独身証明書や身分証明書に加え、源泉徴収票や確定申告書の控えなどの年収を証明できる書類を提出しなければなりません。
結婚相談所を選ぶ前に婚活について理解する必要があります。こちらの記事では、婚活について解説しています。始める前にやるべきことや各婚活サービスの特徴も取り上げているため、ぜひあわせてご覧ください。
まとめ
婚活を進める際、プロフィールに記載されている年収の信憑性に疑問を抱く人もいるでしょう。実際、婚活サービスにおいては、年収に虚偽の情報が含まれているケースも決して少なくはありません。
しかし、収入証明書の提出が必要な結婚相談所であれば、虚偽の報告は困難な仕組みとなっています。そのため、安心して婚活を進めることができるでしょう。たとえば、成婚率が51.5%と高い実績を誇るハッピーカムカムでは、入会時に収入証明書の提出を義務付けています。
また、実際に利用した人の口コミも掲載しており、高評価を得ています。安心して婚活を進めたい方は、ぜひハッピーカムカムにご相談ください。
