結婚相談所で結婚が決まるまでには「お見合い」→「仮交際」→「真剣交際」→「成婚」という流れをたどります。交際の段階が「仮交際」と「真剣交際」の2つ分けられる点が、結婚相談所ならではの特徴ですね。
同じ交際中と言っても「仮交際」と「真剣交際」では、成婚までの距離が違います。またそれぞれの期間、気をつけたいポイントも違ってきます。
・真剣交際の平均的な期間は?
・交際中、気をつけたいポイントは?
・仮交際から真剣交際に移行するための見極め、確認のタイミングは?
真剣交際を成婚につなげるコツや、交際期間中を通じて気をつけたい点などについて、ご紹介いたします!
結婚相談所の真剣交際と仮交際の違いは?交際期間や流れなど
こんにちは!結婚相談所ハッピーカムカム東京編集部です。今回は結婚相談所の「仮交際」と「真剣交際」の違いや、それぞれの期間のルールなどについてご紹介いたします。
基本的に結婚相談所での交際には「仮交際」と「真剣交際」、2つの段階があります。
まずは「仮交際」ですが、仮交際になかなか進展しないという方が少なからずいらっしゃいます。
そんな方の3つの特徴をまとめてみました。
結婚相談所で仮交際まで進展しない3つの理由
結婚相手の条件をしぼりすぎる
容姿や収入、職業など相手に求める条件をしぼりすぎている場合があります。理想が高いとなかなか合致する相手がいないため、仮交際まで発展することじたいが難しくなります。
自分のなかで譲れないものをはっきりとさせ、それ以外の面ではある程度の妥協も必要です。
本人の積極性が足りない
いくら結婚相談所のサポートがあっても、本人が消極的だとなかなか進展しません。外見や条件面だけで却下していませんか?資料や文字の情報だけではわからないこともたくさんあります。
人柄やフィーリングは直にやり取りしなければ伝わりにくいものです。
尻込みしないで、まずは行動を起こしてみるという姿勢が必要です。その気持ちはきっと相手にも伝わるでしょう。
自分の身だしなみに気を遣っていない
顔立ちや体型はそう簡単に変えられませんが、身だしなみに気を遣うことはできます。特に清潔感には気をつけましょう。いくら外見が良くても、最低限の身だしなみができていないと人柄の良さも伝わりません。
結婚相談所の仮交際~真剣交際までの流れ
・入会・プロフィール登録
・お相手探し
・お見合い
・仮交際 (お見合い後、双方がOKなら)
・真剣交際(仮交際後、双方がOKなら)
・成婚!
お見合い後、双方が「この人とまた会いたい」と相手にOKを出したら、「仮交際」ステータスに進みます。
そして3ヶ月ほどの仮交際期間を一緒に過ごして、双方が「この人との結婚を前向きに考えたい」と思うことができたら、「真剣交際」(本交際)に進みます。
仮交際が相手の方を知るための「お試し期間」だとしたら、真剣交際は「結婚しても問題ないか見極めていく期間」になります。一口に「交際」と言っても、仮交際と真剣交際では、成婚に至るまでの距離が違うのです。
結婚相談所の仮交際中のルールは意外とアバウト
結婚相談所の「仮交際」とは、相手の方のお人柄や価値観などを知るための「お試し期間」のようなもの。そのため仮交際中のお2人は、厳密に言うと「恋人関係」ではありません。男女関係も禁止の清い交際になります。
まだ「恋人関係」ではないので、ある方と仮交際しながら、同時並行で他の方と仮交際してもOKですし、他の方とお見合いを組んでもOKです。
仮交際期間中のルールと確認すること、他の人と仮交際しても良いの?
仮交際中は、同時並行でお見合いをしても、他の方と仮交際をしていてもOK!
ただし当社ハッピーカムカム東京では、仮交際の上限は2人までということを推奨しています。やはり一人の方と深く交際できた方が、真剣交際に発展しやすいからです。
また仮交際の期間は「3ヶ月まで」としています。仮交際が成立してから3ヶ月が経ったら、真剣交際に発展するかどうか、ご自分の意向を固めて下さいね。
仮交際のメリットとは
仮交際中は、複数の方と同時に交際できるので、お付き合いしている方を比較することができます。仮交際中の方を比べることで「自分が結婚して一緒になりたい人は、こんな人」ということがハッキリと判ってくることもあります。
また同時並行で一度に異性との「交際経験」を積むことで、多くの気付きが得られることもあります。発見も失敗も、一気に経験することができるのです。
異性とのお付き合いでは「失敗からでしか学べないこと」もたくさんあります。仮交際中にいろいろ失敗をして、苦い思いをすることでこそ、相手の気持ちが分かるようになります。配慮すべきポイントが自然に分かれば、その後の婚活もスムーズに進むはずです!
「真剣交際」のルールと期間は平均3ヶ月?仮交際からタイミングの見極めまで
結婚相談所では、仮交際から3ヶ月が過ぎたら、双方に「真剣交際」に進むかどうか意思確認をします。ここで「この人との結婚を真剣に考えたい」と思ったら、真剣交際に発展します。
お2人の関係が真剣交際に発展したら、もう新たにお見合いがセッティングされることはありません。もし他に仮交際中の方がいたら、その方にはお断りを入れることになります。
真剣交際の期間は平均3ヶ月。この期間に「この人と本当に結婚しても問題ないか」見極めていくことになります。
仮交際・真剣交際の期間は平均3ヶ月・3ヶ月で計6ヶ月、この間に相手を見極めよう
・仮交際(最初の3ヶ月)
→お互いの人柄・価値観を見極める期間(仮交際期間)
・真剣交際(残りの3ヶ月)
→結婚しても問題ないか見極めていく期間(真剣交際期間)
結婚相談所で、交際が成立してから成婚に至るまでの平均的な期間は半年ですが、もちろんこの期間が短く、もっと短い期間でご成婚に至るカップルもいらっしゃいます。
ちなみに当社ハッピーカムカム東京の場合、入会~プロポーズまでの平均期間は平均6ヶ月になります。
仮交際から真剣交際に進めるためのポイントとは?
真剣交際に進む際は「この人と将来をともにしたいか」をじっくり考えてから決めることが大切です。
結婚相談所の大きなメリットは、複数人と同時に仮交際ができるシステムです。最初は何人かとお見合いやデートを重ね、リラックスした雰囲気で話したり食事をしたりしながら、相手を理解していきましょう。
この段階ではお互いに気軽な気持ちで、付き合う前の友達のような関係を築けます。仮交際の期間があるからこそ、さまざまな人と比較しながら冷静に判断できます。
相手のよいところや気になるところを知ることで、どの人と真剣交際に進むべきかを慎重に見極められるでしょう。たとえば、趣味や価値観の一致、将来のビジョンの共有、家族との相性など、さまざまな側面から相手を評価することが重要です。
真剣交際に入るとほかの人とは交際できなくなるため、相手と合わないと感じた場合は交際を終了し、仮交際からやり直す必要があります。ここで紹介する、真剣交際に進めるためのポイントを意識して、最高のパートナーを見つけましょう。
無理のない頻度で連絡を取り合う
仮交際期間は、お互いのことをもっと知るための大切な時間ですが、お互いが「一番大切な存在」になっているわけではありません。頻繁に連絡を取りすぎると相手に負担をかけてしまうこともあるため、適度な距離感を保つことが重要です。
また、忙しい時期でも気遣いのメッセージを送ることも効果的です。「お仕事お疲れ様です。無理せず頑張ってくださいね」といった一言を添えることで、相手への思いやりや気遣いを伝えられます。このような小さな気配りが、お互いの信頼関係を深めるきっかけになるでしょう。
ただし、相手の都合を無視して無理に会おうとするのは逆効果です。相手のスケジュールに柔軟に対応しつつ、可能な限り早く次のデートを計画しましょう。
1週間以内にデートの約束をする
お見合いが終わり、仮交際がスタートしたら、できるだけ早く相手と連絡を取り合いましょう。お見合いの印象が新鮮なうちに、積極的にコミュニケーションを取ることが大切です。
たとえば「笑顔が素敵で、話していて楽しかった」といった具体的な理由を伝えると、相手にも好印象を与えられます。「交際が成立してうれしいです」といった気持ちも表現することが大切です。
その際、次のデートの日程を1週間以内に決めることをおすすめします。なぜなら、時間が空きすぎると、お互いの気持ちが冷めてしまう可能性があるからです。初デートまでの日にちが空いてしまう場合は、こまめにメールや電話で連絡を取り合うことが大切です。
具体的な話題として「最近面白かった映画の話」や「お気に入りのお店」の情報を共有することで、共通の話題を見つけられます。積極的に連絡を取り合い、次に会う日までの間に話題を提供することで、お互いの気持ちを冷めさせないようにしましょう。
初回デートで価値観を確認する
初デートは、お互いを知るための絶好の機会です。仮交際がスタートしたら、リラックスできる場所で会話を中心に進めることが理想です。
たとえば、家族について話すことで相手の背景を知り、休日の過ごし方や日常のルーティンを共有することで、お互いの価値観がどれだけ一致するか確かめられます。
家事の分担や食べ物に対する考え方、お金の使い方、貯金や節約の考え方、休日の過ごし方などについて話し合うのもよいでしょう。すべての価値観が一致する必要はありませんが、違いを認め合えるかどうかが重要です。
通常のデートでは重い話題を避けがちですが、結婚相談所での交際期間は将来のパートナーを見極める重要な時間です。時間を無駄にしないためにも、早い段階から本音で深い話ができる関係を築くことが望ましいでしょう。
3回目まではありのままの自分でデートを楽しむ
2回目以降のデートは少し冒険して、映画館や水族館、遊園地などのデートスポットを訪れてみるとよいでしょう。また、夜にディナーを楽しむような半日デートもおすすめです。
ただし、お互いのスケジュールが合わない場合は、短時間のデートでも問題ありません。何より重要なのは、定期的に会って関係を深めることです。
この段階では、結婚を意識した会話を取り入れることも大切です。たとえば、結婚後の生活をどのようにイメージしているか、理想のパートナーに求めるものは何かを話し合うとよいでしょう。
また、過去の恋愛経験についても触れてみてください。過去の恋愛で学んだことや破局の原因について話すことで、お互いが恋愛において大切にしている価値観を理解できます。ただし、元恋人の悪口や愚痴にならないよう注意が必要です。
なお、結婚を急ぐあまり、相手によい印象をもたせようと無理をするケースも少なくありません。しかし、結婚相手は長い人生をともに過ごすパートナーです。できるだけ自然体で接し、そのままの自分を受け入れてくれる人を見つけることが大切です。
もし自然体で接していても毎回交際が終了してしまうなら、自分自身を見直す努力が必要かもしれません。
4回目のデートでお互いの本質を見極める
4回目のデートでは、1日かけてプチ旅行やテーマパークに出かけてみましょう。短時間のデートでは見えない相手の本質を知るために、一緒に長時間過ごしてみることが大切です。
2〜3時間のデートでは楽しくても、朝から晩まで一緒にいるとどう感じるかを確認しましょう。その際、お互いが疲れてきたときに、どのように振る舞うかも注目すべきポイントです。
また、仮交際の段階で過度なスキンシップは避けるべきですが、軽い挨拶や手をつなぐ程度のスキンシップは問題ありません。友達同士でもするような軽いスキンシップを通じて、お互いに対しての気持ちを確認しましょう。
たとえば、手をつないでみて心地よく感じるか、逆に嫌な気持ちにならないかなど、自分との相性をしっかりと見極めることが、仮交際から真剣交際に進むための重要なステップです。
悩んだらアドバイザーに相談する
結婚相談所のアドバイザーは客観的な視点でアドバイスをくれる重要な存在です。仮交際期間中に、疑問や悩みが生じたら、積極的にアドバイザーに相談しましょう。その際、自分の気持ちや相手についての感想を率直に伝えることも重要です。
定期的に連絡を取り、現在の婚活状況を報告や「真剣交際の申し込みは受け入れられるか」「不安な点はどう解決すれば進められるのか」という具体的な情報をカウンセラーに提供することで、より適切なサポートを受けられます。
また、仮交際期間中に真剣交際に進みたいと思っても、一方的に進展を急がず、まずはカウンセラーを通じて相手の意向を確認することが重要です。この確認が取れた後に、直接相手に告白するのが結婚相談所での一般的な手順です。
こうした流れを意識しながら進めることで、相手の意向を尊重しつつ、スムーズに真剣交際に移行できるでしょう。
真剣交際から結婚に至るまでのタイミングや見極めたいこと
真剣交際は、相手の方との新生活について真剣に考えるための期間。
この時期に結婚生活の具体的なイメージや決め事について相談しておくと、新生活がスムーズに始められるはずです。
真剣交際期間中に確認しておきたいこと、何をする?
・ご両親への挨拶について
・結婚式、披露宴について
・結婚後の2人の住居
(親と同居するかどうか)
・結婚後の仕事
(共働き希望か、専業主婦希望か)
・家事の分担について
・家計の管理について
・家族計画について
(子供の有無など)
結婚前に相談したい事はいろいろありますね。住む家のこと、両親のこと、子供のこと、仕事のこと‥どれも事前に確認しておきたいことです。
デートやお食事の席で自然に「お互いが抱いている理想的な家庭像」などの話しをして、結婚生活のイメージをふくらませていきましょう。
急に確認事ばかりになるのではなく、自然と「結婚生活の話し」「将来の話し」ができれば、理想的です!
真剣交際中は相手に要求しすぎないことも大事
誰でも「結婚後には〇〇して欲しい」という希望があるものです。それでも「これだけは譲れない」という条件が多すぎるのは考えものです。
結婚後の要求があまりに多いと、相手の方に「この人とうまく連れ添っていく自信がない」「自分の意見を聞き入れてくれない」と思われ、ご縁を逃してしまう可能性もあります。
ハッピーな結婚生活を実現するためには、相手の気持ちを察すること、お互い歩み寄ることも大事です。
真剣交際期間で、気をつけたいことは?
真剣交際ともなれば「結婚まで秒読み段階」という気持ちになりますが、ここで「交際終了」となるケースも無いわけではありません。
せっかくのご縁を逃さないよう、真剣交際中に気をつけたいポイントをいくつかあげてみましょう。
真剣交際期間中こんな相手の態度に気をつけて
横柄な態度になる
デート代を割り勘にする
仕事などのグチを言う
いくら真剣交際に発展したと言っても、安心して急に馴れ馴れしくならないよう気をつけて。仕事や周囲のグチなど、ネガティブな話題をすることも控えましょう。
また交際中のデート代は、男性がもつのが基本。どうしても男性側の負担が大きくなりますが、男性から「デート代は割り勘にしましょう」などと言い出すのは考えものです。
一方、女性側も「デート代を出してもらうのは当然」という空気を出さず、感謝の気持ちを忘れずに。
仮交際から真剣交際期間に移ったら、プロポーズ・成婚も視野に
相手の方から「真剣交際」の申し出をいただいていたのに「もっといい方がいるかもしれない」と目移りしていると、相手の方に「自分には脈がないのかな」と思われ、真剣交際を取り下げられる可能性もあります。
いちど交際を解消してしまうと、その方にお会いすることは出来なくなります。あなたとフィーリングの合う方とめぐり逢えたら、目移りせずに成婚を逃さないよう心がけて下さいね。
真剣交際に移行するタイミングや、一生の記念になるプロポーズ方法など、ぜひ私たちアドバイザーにご相談下さい。幸せな結婚が実現するよう、全力でサポートさせていただきます!