2023年の年末、結婚願望があるものの、独身のまま歳を重ねると「これからでも結婚できるのかな?」「婚活を始めるにはもう遅いかも」と思うことがありますね。そんな時、「婚活難民」かもしれないと不安になる夜もあるでしょう。
また、同時に「日本には、私のように一度も結婚経験のない人がどれくらいいるのだろう?」と疑問に思うこともあります。このような方々の割合は、「生涯未婚率」とも呼ばれます。この生涯未婚率は年々上昇しており、将来的にはさらに増加すると予測されています。
・「生涯未婚率」はどれくらい上がっているの?
・適齢期を過ぎてしまった未婚者はどうなる?
・生涯独身だとどのような未来が待っているのでしょうか?
「生涯結婚しない人の割合はどのくらいなのだろう」と考える方々へ。現在の生涯未婚率や、結婚適齢期と成婚率の関係について詳しく調べてみました。
生涯未婚率・生涯独身率とは何か?
今回は、現在の生涯未婚率・生涯独身率と、その上昇の原因についてお伝えします。独身でいると、時々「生涯未婚率」や「生涯独身率」のことが頭に浮かぶかもしれません。では、これらは具体的に何を指すのでしょうか。
生涯未婚率とは、50歳時点で結婚経験のない人の割合を示す言葉です。日本政府は人口統計でこの用語を使用しています。近年、この言葉は「50歳時未婚率」としても使われています。
引用: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
生涯未婚率は、50歳時点での未婚者割合を表し、生涯独身率と同義です。それでは、現在の日本の生涯未婚率はどれくらいでしょうか。2021年のデータによると、以下のような数値が出ています。
男性・女性、2021年度の生涯未婚率・生涯独身率
男性の生涯未婚率:23.4%
女性の生涯未婚率:14.1%
引用:(国立社会保障 人口問題研究所/2021年度版「50歳時の未婚割合」より
現在、日本では男性の約23.4%、女性の約14.1%が未婚です。半世紀前の日本では、男女共に約2%が生涯未婚でした。このことから、生涯未婚率の増加が伺えます。
この生涯未婚率は、今後さらに上昇すると予測されています。内閣府の「少子化社会対策白書」では、2040年には男性29.5%、女性18.7%になるとしています。
20代~50代の年代別未婚率・独身率のデータは?
年代 | 未婚率 | 独身率 |
---|---|---|
20代 | 79.7% | 81.5% |
30代 | 50.8% | 57.4% |
40代 | 25.6% | 33.2% |
50代 | 13.1% | 22.6% |
※「平成29年国勢調査」に基づく、2021年の厚生労働省発表データ
生涯未婚率が上昇し、結婚率が低下する理由は?
では、なぜ日本の生涯未婚率が上昇し続け、これからも増加するのでしょうか。経済的な理由や出会いの不足が主な原因ですが、「人間関係の希薄化」も一因と考えられます。
昔は、職場の上司が部下の結婚を仲介することもありましたが、今はそのような行為がパワハラやセクハラと見なされることも。また、過去には縁談を進める「お見合いおばさん」もいましたが、今ではそのような存在も減っています。
「結婚適齢期」を過ぎると、結婚率は低下する
内閣府の「少子化社会対策白書」によると、日本人の平均初婚年齢は、男性が31.1歳、女性が29.4歳です。結婚適齢期は20代後半から30代前半とされ、多くの人がこの時期に結婚を考えます。
結婚相談所ハッピーカムカム東京の会員の主な年齢層は、男性が20代後半から40代前半、女性が20代半ばから30代前半です。成婚のピークは30代前半から半ばで、その後は成婚率が徐々に下がる傾向にあります。
30代半ばの女性が本気で婚活するなら
年齢が上がれば上がるほど、自然な形での出会いは減少する傾向があります。20代の頃は「友人の紹介」「サークル、趣味の集まり」「合コン」などでの出会いも普通にありますが、30代半ばを過ぎると、なかなかこのような機会は無いのではないでしょうか。
結婚相談所においても、年齢が上がるにつれ「成婚率」は下がる傾向にあります。やはり婚活市場においては、若い方の方がスムーズに結婚が決まりやすく、年齢を重ねた方の婚活期間が長くなってしまうことが多いのです。
自然な形の出会いが減り‥。
出会いを求めて婚活パーティーに出かけても、会場では若い方に人気が集中することが多く‥。
30代以降の独身の方は、そんな風に思われるのではないでしょうか。
でもそんな時こそ、結婚相談所に頼ってほしいのです。
結婚相談所ハッピーカムカム東京では、あなた専属のアドバイザー付き、一昔前の世話好きな上司や「お見合いおばさん」より少しあなたの目線にあわせ成婚を親身にサポートいたします。
婚活アプリやマッチングパーティーなど婚活手段はさまざまありますが、一番成婚率の高い婚活手段は結婚相談所なのです。結婚相談所の婚活は効率が良いので、貴重な時間をムダにすることなく、結婚相手を探すことができます。
世界と比較した結婚しない理由とは
未婚の方の結婚しない理由は、置かれた環境や考え方の違いなどによってさまざまです。さらに、国籍によっても考え方の違いがあるようです。世界の結婚しない理由と、日本の結婚しない理由を比較してみましょう。
世界の結婚しない理由
未婚率が上昇しているのは日本だけではなく、世界的に上昇しています。なかでも、ヨーロッパでは事実婚の動きが広がっています。なぜヨーロッパの人々は、入籍せずに事実婚を選択するのでしょうか。
フランス・スウェーデン・ドイツにおける最も多い結婚しない理由は「結婚する必要性を感じないから」です。ヨーロッパの方々は「結婚」という形式にこだわらず、同棲のままで十分と考える方が少なくありません。
これは、日本とは異なる結婚に対する考え方と、社会環境の違いがあります。ヨーロッパを含む世界の各地域には、事実婚関係にある2人を法的に保護してくれる制度が整っている国があります。
日本人では事実婚は法的に認められていないため、結婚に安定を感じる方も多くいます。また、日本における男女間の収入差は依然として大きいことから、結婚して夫婦2人での協力のもと子育てをしたほうが経済的に安定しやすい環境にあるのも確かです。
一方ヨーロッパでは、収入面で男性と女性に大きな差がないため、経済面で結婚を選択することはほとんどありません。愛情が重要と考える方が多いため、結婚しなくても事実婚で十分と考えられている傾向にあります。
またヨーロッパでは、人によって婚前契約書を交わします。 週に1回は必ずデートする、記念日は一緒に祝うなど細かい内容を取り決め、契約違反をすると慰謝料が発生する場合があります。そのため、契約書を交わすことで愛情が冷めるといった考え方もあり、事実婚を選択するケースもあります。
結婚の必要性を感じない以外にも、日本でも理由に挙げられる「今は仕事に打ち込みたい」「趣味を楽しみたい」「独身の自由さを失いたくない」なども、世界の結婚しない理由として挙げられます。しかし、日本のように結婚しない強い動機としては突出していません。
日本の結婚しない理由
日本の結婚しない理由は、先述した結婚適齢期以外にも以下の3つが挙げられます。日本は独身を選択しているのではなく、結婚願望があってもできない理由も多くあります。それぞれを詳しくみていきましょう。
1番目:結婚相手に出会えていないから
内閣府の「令和2年度少子化社会に関する国際意識調査報告書」によれば、日本で最も多い結婚しない理由は「結婚相手に出会えていないから」です。この理由は現代を象徴しているとも言えます。
近年コロナ禍によって、人との交流を控えることが求められる時期がありました。婚活イベントなど新たな出会いの場がなくなり、仕事もテレワークが増えました。
現在はイベントも復活し、以前のような人との交流が戻りつつありますが、毎日人と会わずに過ごすことへの慣れから、コロナ禍前のように積極的に活動する方が減っています。以前であれば当たり前にあった出会いの機会が、今では難易度の高い機会となっていると言えます。
「出会いがないため結婚したくてもできない」と考えているなら、ハッピーカムカムに相談してみましょう。創業23年のハッピーカムカムは、成婚率51.5% の実績ある結婚相談所です。
データマッチングのみに頼らない、専属アドバイザーによるサポートが魅力です。8万人以上の登録会員からマッチングを行えるため、自分に合った相手に出会えます。
結婚相談所に登録してみたいと思ってもなかなか勇気が出ない、と悩んでいる方にもハッピーカムカムはおすすめです。積極的に動けない方でも、一人ひとりに寄り添った対応をしてくれるハッピーカムカムなら、安心して結婚相手探しを任せられます。
2番目:独身の方が気楽だから
2番目の理由として多く挙げられたのは「独身の自由さや気楽さを失いたくない」といった考え方です。とくに、経済的に安定しており、趣味や交友関係が充実していると感じている方はその傾向が強くなります。
結婚すると相手を養う必要がある、子どもを育てる責任がともなうなど、独身のように自分中心の生活は送りにくくなります。独身時代が長いほど自分一人の生活が定着し、周りの既婚者の経験談を聞いて、結婚を煩わしいと感じてしまうようです。
3番目:経済的な余裕がないから
3番目の理由としては、経済面の問題です。現代は物価高や年金問題など、経済的・将来的不安を抱くさまざまな要因が問題になっています。現在安定した収入がある方でも、自分には相手を養うほどの経済力を維持できるだろうかと心配になる方も少なくありません。
また、上位3つの理由以外には「今の仕事に打ち込みたいから」「異性とうまく付き合えないから」などが挙げられます。
これらが理由で結婚を避けているなら、ハッピーカムカムに相談してみましょう。ハッピーカムカムなら、丁寧なヒアリングでスピーディな出会いを提供してくれます。
生涯未婚のリスクとは?
生涯未婚でいることは、経済的負担が少なく自分らしい生活が確保できるとポジティブにとらえる方も多いでしょう。しかし、人生100年時代といわれる現代では、未婚の場合にさまざまなリスクがともなうこともあります。
両親の介護や資産問題
厚生労働省の「簡易生命表(令和4年)」によると、令和4年の日本人の平均寿命は男性81.05歳、女性87.09歳 です。このように、高齢社会になりつつある日本では介護問題は避けて通れません。
今は元気な両親でも、いずれは介護が必要になります。結婚している場合は配偶者と協力できますが、未婚の場合は自分のみが介護を担わなければいけません。
また、自分も同じように歳を重ねるため、体力が必要な介護をひとりでできなくなる可能性もあります。
自分の老後
生涯未婚であれば、自分は老後どこで暮らすのかなど、若いうちから決めておかなければいけません。配偶者も子どももいなければ、自分の介護を誰に頼むのか、施設に入るのかなど具体的な老後計画を立てる必要があります。
介護以外にももし兄弟や子どもがいなければ、住宅・お墓・資産などをどうするかといった問題も出てきます。
若くて元気なうちは「楽だし経済的に余裕が出るから結婚は必要ない」と考える方も少なくありません。しかし、生涯未婚でいることは、これらのようなリスクがともなうことを念頭に置いておかなければいけません。
大事な「たった1人の方」と出会うために
婚活パーティーのように独身男女が集まる場では、どうしても年齢が若い方に人気が集中しますが、結婚相談所では1対1の「お見合い」の場で相手の方に出会います。
結婚相談所の婚活では、大勢の方のなかで注目を集める必要はありません。プロフィールを見て「会いたいと思える方」を探し、お見合いの席で1人の方とじっくり向き合いながら、婚活を進めます。
あなたがベストパートナーと出会い結ばれるためには、あなたとフィーリングが合う「たった1人の方」と出会えればいいのです。そして結婚相談所は、そのために最適だと思われるサポートをさせていただきます。
結婚相談所ハッピーカムカム東京は、入会前の無料カウンセリングを実施中。あなたの結婚に対する希望や結婚観などを、どうぞ私達アドバイザーにお話し下さい!