「バツイチでも結婚相談所を使っての婚活はありだろうか」と不安に感じる離婚経験者がいるかもしれません。確かに結婚相談所では、初婚の方を求める傾向が強いかもしれません。
しかし、バツイチの方には、離婚を経験しているからこその魅力やメリットがあります。世間のイメージも近年は変わりつつあります。本記事で、バツイチの魅力を知って効率的な婚活に役立ててください。
バツイチの婚活はあり!
「夫婦の3組に1組が離婚している」という言説を聞いたことはありませんか?
この説には実はエビデンスがあります。厚生労働省が発表した「令和元年 人口動態統計の年間推移」では、令和元年に結婚した夫婦が「583,000組」、離婚した夫婦は「210,000組」と記載されています。
単純に計算してみると、確かに約3分の1が離婚している計算になります。毎年離婚している夫婦が21万組とは、かなり多い印象です。決して珍しいことではないといえます。
さて、今度は同じ厚生労働省が発表した「婚姻に関する統計」を見てみましょう。こちらの数字からは、平成23年に離婚した人が23〜27年の間に再婚した割合が、男性で26.6%、女性で22.1%となっています。
年代別に分けると、20代後半の男性は39.1%、女性は34.7%、30代前半の男性は36.3%、女性は29.2%という数字です。これはかなり高い割合で再婚しているといえるのではないでしょうか。
年代によっては、約3人に1人が5年以内に再婚していると考えると、再婚はかなりポピュラーであることがわかります。バツイチ男女は、バツイチならではの経験と魅力があります。それを生かして婚活すれば、再婚は充分に可能です。
出典:「令和元年 人口動態統計の年間推移」(厚生労働省) (https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/suikei19/dl/2019gaiyou.pdf)
出典:「婚姻に関する統計」(厚生労働省) (https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/tokusyu/konin16/dl/gaikyo.pdf)
世間のバツイチに対するイメージ
「とはいえ、バツイチって正直イメージが悪いのでは?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
ここでもうひとつ参考資料を読み解いてみましょう。平成25年度の厚生労働白書です。「若者の意識を探る」というテーマで、結婚に関するさまざまな意識調査をしていました。中でも注目したいのが「離婚についての考え方」という統計グラフです。
これによると、1992年時点では「問題のある結婚生活なら早く解消したほうがよい」「自分の生き方を大切にするようになったことの反映である」という離婚を肯定する回答の割合が33%であったところが、2005年では41.4%に拡大しています。
とくに「自分の生き方を大切にするようになったことの反映である」の割合が高まっており、これはかなりポジティブな変化であるといえます。世間的にも「個」を尊重する、社会規範にとらわれる必要はない、という意識が高まっているのではないでしょうか。
出典:「結婚に関する意識」(厚生労働省) (https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/13/dl/1-02-2.pdf)
バツイチの魅力とは?
ここからは、バツイチの持つ魅力について、具体的にあげていきましょう。
前回の経験で学んでいる
経験がある、さらにそこから学びを得ているというのはかなり大きな魅力であり、武器であるといえるでしょう。
離婚理由としては「価値観の違い」「人生観の違い」「性格の不一致」などがよく挙げられます。また、子どもがいる場合は、育児に関する意識のすれ違いや負担のアンバランスなどもよく聞く理由です。そのほか、家事分担や親戚関係のもめごと、インパクトの大きい理由だと相手の借金なども、少なくはありません。
つまり、離婚を経験している人は、一度は愛情で結ばれたはずの人間関係を解消しなければならないほどの「苦労をした」ということです。このような苦労を知っている人は、相手にも優しく接しられるようになります。
また、離婚を経験した多くの人は、その原因や理由について反省します。コミュニケーションが足りなかった、価値観の擦り合わせをしておくべきだった、言い方を考えれば伝わったかもしれないなど、何かしらの学びを得ており、またその失敗を繰り返したくない、と考えているはずです。
理想と現実を知っている
一度結婚生活を送っている、それを解消するにいたっているということは、現実と理想の違いが痛いほどわかっているということです。完璧な女性も完璧な男性もいません。また、理想の生活というものも存在しないことを、バツイチの人は知っています。
結婚は生活です。それを身をもって知っているバツイチの、地に足がついた態度こそ「本当の結婚に向いている」姿勢なのではないでしょうか。
精神的に自立している
バツイチ女性もバツイチ男性も、前回の結婚を解消するという決意をしました。相手に寄りかかることなく生きていくことを選んだのです。
とくに女性で専業主婦だったという場合なら、金銭的に夫に頼らない選択をしました。また、子どもがいるなら養育費の問題もあります。相手から必ず取れるとは限りません。それも踏まえて別れることを選択し動くということは、かなりの精神的な強さが要求されます。
共働きの男女であっても、やはりともに生活を分け合う存在がいなくなるというのは不安なものです。清々しい反面、未来や今後の生活に対して、一種の頼りなさのようなものを感じてしまう瞬間があるでしょう。
それだけ大きく生活を変える経験をした人は、精神的にひとつ成長している、自立しているといえるのではないでしょうか。
結婚相談所をバツイチが利用する利点
バツイチで再婚したい場合、結婚相談所の利用がおすすめです。結婚相談所に登録している人は、決して初婚だけではありません。離婚歴がある会員も多いため、同じような経験をしている、お互いを理解し合えるパートナーと出会えるかもしれません。
バツイチや子持ちに理解のある人と出会える
結婚相談所では、必ず自分の婚姻歴や子どもの有無をプロフィールに記載します。そのため、バツイチであることや、子持ちであることを知ったうえで「会ってみたい」と思ってくれる人とのお見合いが可能です。
日常生活やアプリを使った婚活をする場合は、自分に離婚歴があることや子どもがいることを、相手にいつカミングアウトするか困る場合がありますが、結婚相談所では最初からすべて開示したうえでお相手を探すため、余計な心配をする必要がありません。
効率がよい
結婚相談所には、基本的には結婚に真剣な人が登録しています。一人ひとりにアドバイザーがつき、詳細なプロフィールがあらかじめ公開されています。このため相手の身元もしっかりとわかりますし、マッチングの意思などにも齟齬がうまれません。
また、子どもがいる人には、子持ちに理解のある人を紹介してくれるため、子どもと向き合ってくれるかどうかを心配する必要もありません。最初から「結婚」を考えたい、自分の状況を理解してくれる人を探したいという方には、大変効率的なのではないでしょうか。
親身に相談に乗ってもらえる
結婚相談所の最大の魅力は、アドバイザーにあります。アドバイザーはお相手探しはもちろん、婚活に対する不安などの相談まで、親身に対応してくれます。それもすべて含めて「サポート」であるからです。
ハッピーカムカムでは、初回のカウンセリングをしたアドバイザーがご成婚まで責任をもって専任で担当をする「担当制」を採用しています。それに加え、シチュエーションに応じて担当以外のアドバイザーとの面談も可能です。
担当制でありながら、アドバイザーが一丸となって「チーム」でサポートするというのが、ハッピーカムカムならではのサポート体制であり、高い成婚率の秘訣です。プロフィールの作成支援から、婚活についてのあらゆるお悩み相談にも応じていますので、婚活に関することは何でもご相談ください。
もちろんバツイチの再婚支援も積極的に行っています。ハッピーカムカムなら「この人と再婚したい」と思える人に必ずおつなぎいたします。
シングルマザー(ファザー)向けの割引プランやサービスがある
結婚相談所のなかには、シングルマザーやシングルファザーに向けた、限定の割安な料金プランを提案している所もあります。また、家事と子育てでなかなか時間が取れないが出会いがほしいという方向けに、オンラインで婚活できるサービスを用意している相談所もあります。
サポート内容は結婚相談所によって異なります。ぜひ比較して自分に合った結婚相談所を選びましょう。
結婚相談所をバツイチが利用する際の注意点
バツイチが結婚相談所を利用するのは大変おすすめですが、利用する際にはいくつかの注意点もあります。3つご紹介しますので、よくチェックしておいてください。
初婚を希望する人とはマッチングしにくい
結婚相談所には、初婚の人も離婚歴のある人も登録していますが、やはりどうしても初婚の人を希望する方が多いということは、覚えておきましょう。
お見合い候補を検索したときに、条件がとてもよいと思った相手でも、初婚を希望しているからマッチングできない、という場合があります。また、マッチングを希望する人が少ない気がする、ということもあるでしょう。
出会いの数は初婚に比べると少なくなってしまうものということを踏まえて、少しでも多くの人と出会えるよう活動しましょう。
子どもがいる場合は子どもとの相性もチェックすべき
シングルマザーやシングルファザーの場合は、自分自身が希望する条件はもちろんですが、それ以上に子どもとの相性に重点をおくよう心がけておきましょう。その分、ゆっくりと時間をかけて慎重に探す必要があります。
さらにある程度大きな子どもである場合、子どものメンタル面のサポートも必要です。成婚となれば、生活ががらりと変わります。転校や引っ越しなどで環境を変える必要があるかもしれません。
当人同士の相性がよくても、再婚に対する子どもの理解がなかなか得られないこともあるでしょう。どちらにしても、子どもの気持ちに十分配慮したうえで婚活を進めてください。
離婚した原因を聞かれることがある
離婚歴があっても問題ありませんという人でも、お付き合いを進めるにあたって、やはり離婚にいたった理由は気になるでしょう。その場合はしっかりと経緯を話す必要があります。
価値観の違いでの離婚なら、その理由を開示するだけで問題ありませんが、もしもご自身の方だけに問題があって離婚した、という場合はお相手に不安を与えてしまうおそれがあります。
もし後者であれば、次の結婚では同じ失敗は繰り返さないという気持ちと、具体的な改善策を提示することをおすすめします。
どちらにせよ、理由を聞かれた場合は包み隠さず答えるようにしましょう。
ハッピーカムカムでは、電話やメールでも無料相談の予約ができます。2時間じっくりヒアリングして利用者様のご希望にあった相手を探します。ぜひあわせてご覧ください。
まとめ
バツイチであるということで、婚活に対してネガティブになっていたり、不安になっている人もいるかもしれません。結婚相談所なら、アドバイザーのサポートを受けながら、最適な再婚相手を見つけてくれるでしょう。
結婚相談所ハッピーカムカムは、創業24年目の結婚相談所です。累計成婚実績2700組、成婚率51.5%という圧倒的な実績が自慢です。
ご希望されているお相手を正確に見極め、的確にご紹介し、お客様の貴重なお時間を無駄にしないよう、ご成婚までの最短ルートをサポートします。
まずは無料相談予約にお申し込みいただき、結婚観や人生観をお聞かせください。きっと素敵な出会いをお探しいたします。