パートナーが欲しいと思ったときに、結婚願望がある人なら結婚を前提に付き合いたいと思うのではないでしょうか。しかし、相手の人に「結婚を前提に付き合ってほしい」と言われるとすぐに結婚しないといけないのか不安になり、付き合うのを躊躇する人もいます。結婚を前提に付き合うとはどういうことなのでしょうか。
結婚を前提に付き合うとは何か、結婚を前提に付き合いたいという男性の心理、交際中にすることや、気をつけるポイントについて詳しく解説します。
「結婚を前提に付き合う」とは？
「結婚を前提に付き合う」とは、一体どういう付き合い方を指すのでしょうか。
結婚を前提とした付き合い方について解説するために、どんな交際方法なのか、結婚を前提とした交際と、そうでない場合の違いについて詳しく紹介します。また、結婚を前提とした交際と婚約の違いについても詳しくみていきましょう。
結婚を前提とした交際とは
結婚を前提に付き合うことは、結婚相手としてお互いの相性を見極めるための交際を指します。つまり結婚を前提とした交際の段階では、結婚を約束したことにはなりません。
しかし、通常の交際に比べると交際を開始した時点で結婚を視野に入れているため、比較的結婚への流れがスムーズに進みやすい傾向があります。
交際期間は人によってそれぞれ異なり、交際後いつまでに結論を出さないといけないといった決まりはありません。とはいえ、交際開始の時点で「結婚するかどうかを見極めるため」という目的が決まっているため、あらかじめいつまでにお互いの相性を見極めるのか期限を決めるカップルもいます。
結婚を前提とした交際とそうでない場合の違い
結婚を前提に付き合うことは、一般的に交際期間中にとくに大きな問題がなければ、相手とはいずれ結婚するつもりでいるという意味を持ちます。そのため、普通の交際と違って、些細な喧嘩や小さなトラブルで簡単に別れることはありません。
また、結婚後のことも考えてお互いの家族を紹介したり、交流を持ったりします。カップルによっては、同棲をして結婚後の暮らしを先に体験することもあります。
結婚を前提とした交際と婚約の違いは？
結婚を前提に付き合うことは、お互いが結婚を視野に入れて付き合ってはいますが、結婚の約束は交わしていません。
一方、婚約はお互いの間でこの先結婚することに合意し、約束している状態をいいます。この約束は口約束でも効果が生じるため、どちらかがプロポーズを行い、受けた相手が了承した時点で婚約が成立します。
婚約が成立すると、2人は結婚に向けて準備を進めていかなければいけません。婚約が成立したあとに別れることになり、婚約を破棄すると「婚約不履行」として慰謝料が発生する場合があります。
結婚を前提とした交際と婚約は一見似ていますが、お互いが結婚に合意しているかどうかが大きな違いといえるでしょう。
「結婚を前提に付き合いたい」という男性の心理は？
「結婚を前提に付き合いたい」と男性に言われるとうれしい反面、男性の心理が気になって戸惑う女性もいるのではないでしょうか。男性の言葉には、以下に紹介する心理が含まれている可能性があります。
真剣に愛情を伝えたい
結婚を前提にという言葉には、男性が相手の女性を「結婚したい」と感じるほど真剣に愛しているという心理が含まれていると考えられます。自分の愛情が真剣なものだと伝えるために「結婚」という言葉を使っている可能性があるでしょう。
誠実さを示したい
「結婚を前提に」と伝えることで、遊びではなく真剣な交際を望んでいることをアピールし、自分が誠実に相手の女性を思っていることを示したいとも考えられます。また、自分の誠実さをアピールすることで、相手の女性に安心してほしいという気持ちも強くあります。
特別な人としてみてほしい
付き合った先に「結婚」というゴールがあることを提示することで、自分をほかの男性より特別な人として扱ってほしいという独占欲を持っている場合も考えられます。
その場合、付き合いはじめてからはほかの男性と出かけたり、食事に行ったりしてほしくないと思っている可能性があります。
自分だけのものにしたい
女性が魅力的でほかの人に取られてしまわないか心配で、自分のものにしたいという気持ちから、早く結婚したくて伝えている可能性が考えられます。
結婚を前提とした付き合いですることは？
結婚を前提として付き合う場合、どんなことをすればいいのか不安になる女性もいるのではないでしょうか。そこで、結婚を前提とした付き合いでは具体的に何をしていけばいいのかみていきましょう。
普通の交際と変わらない
結婚を前提とした付き合いであっても、基本的には普通の交際と変わりません。連絡を取り合ったり、デートをしたりして、相手との仲を深めながら恋人同士の関係を楽しみましょう。
しかし、恋人同士の関係を楽しみながらも、結婚相手としての未来を想像しておくことが大切です。相手の前で素の自分を出せているか、緊張はしていないか、一緒にいて居心地がいいかなどを意識しておきましょう。
また、将来一緒に暮らすことを考えてお泊りデートや旅行などをすると、いろいろなシチュエーションでの相手の姿を知れて、結婚後の相手をイメージしやすくなります。
結婚に対する価値観の確認
結婚を前提に付き合う場合、お互いが結婚相手としてふさわしいかを見極めるために、結婚に対する価値観を確認しておきましょう。
共働きするのか、どちらかが家庭に入るのか、家事は分担するのか、子どもは欲しいと思っているのかなど、どんな結婚生活を送り、どんな家庭にしたいのかお互いの価値観を共有します。
結婚に対する価値観にズレがないかを早く気づくことで、結婚したあとに後悔することが少なくなります。ズレが大きすぎる場合は別れることもできるので、結婚に対する価値観はしっかりと確認しておきましょう。
結婚の予定や目標を話し合う
人によってはプロポーズのあとに具体的なことを話し合いたいかもしれませんが、可能であれば、交際している間に結婚の予定や目標を話し合いましょう。
だいたいいつごろ結婚したいかや、どのくらい交際期間を経たら結婚するかなど、2人の間で期限を決めたり、目標を決めたりしてみましょう。
2人のなかで結婚の予定や目標が決まっていれば、どちらかが「いつになったら結婚するのだろう？」「本当は、相手は結婚するつもりがないのではないか」と不安にならなくて済みます。
家族や知人に紹介し合う
結婚を前提に付き合う場合、お互いの家族や知人を紹介し合いましょう。結婚すると相手の家族や知人と関わることも多くなるため、結婚前に会うことで関係性を築いていけますし、結婚したあとの未来を思い描きやすくなります。
相手の家族や知人に会わせてもらうと、自分といるときとは違う相手の姿を知れるでしょう。また、2人きりのときとは違って、周りに家族や知人がいる場所に自分がいるときに、相手が自分をどう扱うかを知る機会になります。
また、自分の家族や知人を相手に会わせることで、相手に「自分は大切な人に会わせたいと思ってもらえている」ことを伝えられ、相手からの愛情や信頼も強くなるでしょう。
結婚を前提とした付き合いで注意したいポイント
結婚を前提とした付き合いには、相手が自分の生涯のパートナーにふさわしいかを見極める期間でもあります。そのため、以下で紹介するポイントに注意しておきましょう。
収入や職業の長期的な見通し
ひとつめのポイントは、収入や職業の将来的な見通しです。現在の収入だけを見て判断せずに、そのまま同じ職場で働き続けた場合や、転職した場合なども考えます。長期的にお互いの収入や職業を見て、相手と生涯のパートナーとして一緒に生きていけるかを考えましょう。
ハッピーカムカムは、恵比寿・銀座を中心にサロンを構えていることもあり、恵比寿・銀座付近にお住まいの方や一流企業にお勤めの方など、収入や職業面で安心できる方が多く登録されています。
収入・職業面でも妥協しない恋愛結婚をプロデュースし、担当制のアドバイザーが交際後の恋愛相談にも乗ります。お相手に確認しておきたいことの相談も受けつけているため、気軽に相談できます。
家事力の確認
2つめのポイントは、家事力の確認です。家事はどのくらいできるのか、現時点でできなくてもやるつもりはあるのかを確認します。昔に比べて家事をする男性は増えていますが、家事はすべて女性に頼みたいと思っている男性もいないわけではありません。
相手の家事力を確認することで、結婚したあとや出産後の自分の負担が決まります。しっかり確認しておきましょう。
金銭感覚の見極め
金銭感覚の見極めは、幸せな結婚生活を送るうえで欠かせません。浪費癖はないか、極端な節約癖はないか、ブランド志向かなど確認し、自分の金銭感覚とのズレが極端にないかを見極めておきましょう。
夫婦間でこうした金銭感覚が大幅に違う場合、お互いに不満が溜まりやすくなり、二人三脚で家庭を守っていくことは非常に難しくなります。
義家族との距離感
相手家族との距離感を知るのも大切なポイントです。結婚後に相手家族と自分の相性や関係に悩む人は少なくありません。そのため、家族の付き合いの頻度や相手と家族の距離感を把握しておきましょう。
家族にどのくらいの頻度で連絡をするのか、家族内の恒例行事はあるのか、行事に参加は絶対しなければならないのかを知っておきます。そのうえで、相手の家族との相性を考えて自分が距離感をどう思うのかを確認しておくことが大切です。
もし、相手と義実家に一緒に行く機会があまりに多く、自分にとって負担になるのなら正直に相手に伝えましょう。お互いにとってベストな義実家との距離感を作れるかどうかも、長く結婚生活を送るうえでは重要です。
互いに尊重しあえる関係か
結婚すると生涯をともにするパートナーになります。そのため、お互いに尊重しあえる関係かを確認するのも大切です。
自分を大事にしてくれるか、いざというときに自分の味方になってくれるのか、逆に自分が相手を大切にできて何かあったときに味方になれるのか、しっかり確認しておきましょう。
一緒にいて安心・居心地の良さがあるか
一緒にいて安心・居心地のよさがあるかは大切なポイントです。結婚すると、日常の多くの時間を一緒に過ごすことになります。お互い黙っていても気まずくならないことや、気兼ねなくどんなことでも話せるかが意外に重要です。
また、結婚生活のなかでは病気やケガをする可能性もありますし、女性には生理や妊娠・出産・育児などで体調や精神状態に変化があり、相手を気遣えないことも出てきます。自分のよい姿だけでなく、ダメな姿も安心して見せられる人なのかしっかり見極めましょう。
こちらの記事では、婚活を始める前にやるべきことや各婚活サービスの特徴を解説しています。ぜひあわせてご覧ください。
まとめ
結婚を前提に付き合うことは、普通の交際とは違って交際を始める時点で結婚が視野に入っているため、よほどのトラブルがなければ別れることはありません。また、普通の交際よりも結婚への道筋ができているため、早く結婚に至りやすいでしょう。
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